東京個別が大幅高で上場来高値更新、創業者の株式買い増しで青空圏舞う

　東京個別指導学院<4745.T>が大幅高で連日の上場来高値更新、真空地帯の１４００円台を一気に通過し、１５００円台まで株価水準を切り上げてきた。

　同社は個別指導塾を首都圏中心に展開し、業績は１３年２月期以降、増収増益基調を続けている成長株だ。新規入会者や生徒数なども好調な推移をみせており、１７年２月期の年間配当は前期比２円増配の２６円予想と株主還元姿勢を強めている。市場では「同社の創業者で大株主の馬場氏が昨年１１月来一貫して同社株を買い増している。１７日付の大量保有報告によると、直近の保有株は共同保有の形で２８％台まで高まっているが、既に何回も大量保有報告を繰り返しており、この動きが今後も続くとの見方が短期筋の買いを誘っている」（国内ネット証券）という。昨年１１月２５日以前の保有株比率は２０％台で、短期間で８％も買い増したことで注目を誘っているもようだ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）