決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … セブン＆アイ、良品計画、ＳＨＩＦＴ (10月8日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月7日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＳＨＩＦＴ <3697>
　20年8月期の連結経常利益は前の期比64.2％増の25.3億円に伸び、21年8月期も前期比34.1％増の34億円に拡大を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.4　北興化 <4992>
　20年11月期第3四半期累計(19年12月-20年8月)の連結経常利益は前年同期比1.6％増の32.6億円となり、通期計画の38億円に対する進捗率は85.9％に達したものの、5年平均の92.3％を下回った。

★No.6　セブン＆アイ <3382>
　21年2月期の連結経常利益を従来予想の3120億円→3260億円(前期は4178億円)に4.5％上方修正し、減益率が25.3％減→22.0％減に縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3697> ＳＨＩＦＴ 　　東１ 　 +14.87 　 10/ 8　本決算　　　 34.12
<7453> 良品計画 　　　東１ 　 +10.06 　 10/ 8　本決算　　　　　－
<7513> コジマ 　　　　東１　　 +7.64 　 10/ 8　本決算　　　-33.62
<4992> 北興化 　　　　東１　　 +4.70 　 10/ 8　　　3Q　　　　1.65
<4714> リソー教育 　　東１　　 +4.33 　 10/ 8　　上期　　　　赤転

<3382> セブン＆アイ 　東１　　 +3.24 　 10/ 8　　上期　　　-13.77
<4530> 久光薬 　　　　東１　　 +0.57 　 10/ 8　　上期　　　-48.13

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース