ＩＤが一時１６％高、公共系大型プロジェクト受注などで第１四半期営業利益３．４倍

　インフォメーション・ディベロプメント<4709.T>が急反発して一時、前日比２２０円（１６．５％）高の１５５３円に買われている。７月３１日の取引終了後に発表した第１四半期（４～６月）連結決算が、売上高６６億３４００万円（前年同期比２３．９％増）、営業利益３億９６００万円（同３．４倍）、純利益２億１０００万円（同６．０倍）と、大幅営業増益となったことが好感されている。

　ソフトウェア開発事業で公共系の大型プロジェクトを受注するなど受注環境が好調に推移したことに加えて、前期に買収したフェスが期初から寄与したことが売上高を押し上げた。また、プロジェクト管理の強化によって生産性向上や不採算案件の発生防止に取り組んだことも奏功した。

　なお、、１９年３月期通期業績予想は、売上高２６３億円（前期比１３．３％増）、営業利益１４億８０００万円（同１７．９％増）、純利益７億８０００万円（同２５．３％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS