決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ビジョナル、ウチダエスコ、ピースリー (12月3日～9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ウチダエスコ <4699>
　22年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の7.2億円に急拡大し、通期計画の11億円に対する進捗率は65.7％に達し、5年平均の37.8％も上回った。

★No.2　ビジョナル <4194>
　22年7月期の連結経常利益を従来予想の29.9億円→63.2億円(前期は22.7億円)に2.1倍上方修正し、増益率が31.5％増→2.8倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.4　ナ・デックス <7435>
　22年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比68.2％増の7.7億円に拡大し、従来予想の4.6億円を上回って着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4699> ウチダエスコ 　ＪＱ 　 +92.02 　 12/ 3　　　1Q　　　177.01
<4194> ビジョナル 　　東Ｍ 　 +19.34 　 12/ 9　　　1Q　　　　　－
<2923> サトウ食品 　　東２　　 +5.11 　 12/ 8　　上期　　　 -8.29
<7435> ナ・デックス 　ＪＱ　　 +4.95 　 12/ 7　　上期　　　 68.18
<7901> マツモト 　　　ＪＱ　　 +3.74 　 12/ 8　　上期　　　　赤縮

<6040> 日本スキー 　　東Ｍ　　 +0.96 　 12/ 3　　　1Q　　　　赤拡
<6696> ピースリー 　　東Ｍ　　 +0.85 　 12/ 7　　　3Q　　　　赤拡

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース