ワシントンＨ、今期経常を一転黒字に上方修正、未定だった配当は無配継続

　ワシントンホテル <4691> [東証Ｓ] が11月14日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常損益(非連結)は12.7億円の黒字(前年同期は23億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の7.6億円の赤字→15.2億円の黒字(前期は31億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益は2.5億円の黒字(前年同期は8億円の赤字)に浮上する計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常損益は6.8億円の黒字(前年同期は8.6億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-55.5％→17.8％に急改善した。

株探ニュース