日パレット、今期経常を29％上方修正・最高益予想を上乗せ

　日本パレットプール <4690> [東証Ｓ] が1月25日大引け後(17:00)に業績修正を発表。23年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の8億円→10.3億円(前期は6.4億円)に28.8％上方修正し、増益率が23.6％増→59.2％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の2.2億円→4.5億円(前年同期は4.1億円)に2.0倍増額し、一転して8.2％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高は前回発表並みを見込んでおりますが、レンタル稼働率の向上に伴う、貸与資産のメンテナンスコストの削減や効率的な運用による収支改善が想定以上に進んでいることから、営業利益、経常利益がそれぞれ前回発表予想を上回る見通しであります。　また、当期純利益につきましては、過年度に減損損失を計上した資産の譲渡に伴う税金費用の減少もあり、前回発表予想を上回る見通しであります。　※上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報にもとづき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。