決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ニチダイ、アンジェス、日ダイナミク (2月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月31日から1日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　日本アンテナ <6930>
　19年3月期の連結経常利益を従来予想の2.7億円→6.5億円(前期は1.5億円)に2.4倍上方修正し、増益率が74.2％増→4.2倍に拡大する見通しとなった。

★No.2　タクミナ <6322>
　19年3月期の連結経常利益を従来予想の12.2億円→13.8億円(前期は9.1億円)に13.1％上方修正し、増益率が32.9％増→50.3％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.3　ブロメディア <4347>
　19年3月期の連結最終損益を従来予想の3400万円の赤字→1億円の黒字(前期は4600万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上し、2.2倍増益見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6930> 日本アンテナ 　ＪＱ 　 +25.97 　　2/ 1　　　3Q　　　　黒転
<6322> タクミナ 　　　東２ 　 +12.98 　　2/ 1　　　3Q　　　128.60
<4347> ブロメディア 　ＪＱ 　 +12.50 　　2/ 1　　　3Q　　　　3.45
<5446> 北越メ 　　　　東２　　 +5.59 　　2/ 1　　　3Q　　　 77.17
<4783> 日ダイナミク 　ＪＱ　　 +5.58 　　2/ 1　　　3Q　　　 30.92

<9959> アシードＨＤ 　東２　　 +5.57 　　2/ 1　　　3Q　　　 -5.79
<1730> 麻生フオーム 　ＪＱ　　 +5.55 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤縮
<4364> マナック 　　　東２　　 +3.46 　　2/ 1　　　3Q　　　 34.22
<4563> アンジェス 　　東Ｍ　　 +3.18 　　2/ 1　本決算　　　　赤縮
<3750> フラクタル 　　東２　　 +2.89 　　2/ 1　　　3Q　　　　黒転

<2405> ＦＵＪＩＫＯ 　東２　　 +2.61 　　2/ 1　　上期　　　　7.89
<2349> エヌアイデイ 　ＪＱ　　 +2.39 　　2/ 1　　　3Q　　　　7.00
<9639> 三協フロンテ 　ＪＱ　　 +2.37 　　2/ 1　　　3Q　　　 23.18
<2675> ダイナック 　　東２　　 +1.89 　　2/ 1　本決算　　　 15.74
<6382> トリニ工 　　　東２　　 +1.75 　　2/ 1　　　3Q　　　-50.96

<2814> 佐藤食品 　　　ＪＱ　　 +1.49 　　2/ 1　　　3Q　　　 -7.99
<2805> エスビー 　　　東２　　 +1.34 　　2/ 1　　　3Q　　　　6.28
<4107> 伊勢化 　　　　東２　　 +0.91 　　2/ 1　本決算　　　 11.39
<4657> 環境管理 　　　ＪＱ　　 +0.71 　　2/ 1　　上期　　　　赤縮
<9853> 銀座ルノア 　　ＪＱ　　 +0.58 　　2/ 1　　　3Q　　　 10.87

<8138> 三京化 　　　　東２　　 +0.58 　　2/ 1　　　3Q　　　 -0.78
<7509> アイエーＧ 　　ＪＱ　　 +0.45 　　2/ 1　　　3Q　　　 28.66
<6467> ニチダイ 　　　ＪＱ　　 +0.38 　　2/ 1　　　3Q　　　 56.47
<3209> カネヨウ 　　　東２　　 +0.28 　　2/ 1　　　3Q　　　-30.15
<5287> イトヨーギョ 　東２　　 +0.27 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤拡

<5456> 朝日工業 　　　ＪＱ　　 +0.06 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤拡

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース