イマジニア、今期経常を22％下方修正、配当は5円増額

　イマジニア <4644> [東証Ｓ] が3月21日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の7.6億円→5.9億円(前期は9.3億円)に22.4％下方修正し、減益率が18.5％減→36.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.4億円→1.7億円(前年同期は3.3億円)に48.9％減額し、一転して47.3％減益計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の40円→45円(前期は32円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当期の通期連結業績予想につきましては、主に海外事業において当期に販売予定であった多くの新作ドラマが販売条件となる 中国政府当局の認可が来期以降になる見込みであることから、売上高・各段階利益は前回予想を下回る見込みとなりました。

　　当社は、株主の 皆様 への利益還元を重要 な経営政策の一つ として認識しており、配当と企業価値の向上 による株主の皆様への利益還元 を基本方針としております。　期末配当金につきましては、当期の決算は業績予想を修正することになりましたが、研究開発費への高水準の先行投資が続く状況を鑑み、さらなる株主還元の充実を図るべく、2024年３月期の期末配当予想を１株当たり５円増配した25円に引き上げることといたしました。