アンドールが一時Ｓ安、エンジニアリング事業で不採算案件生じ１５年３月期業績予想を下方修正

　アンドール<4640.T>が一時ストップ安まで売られ、昨年来安値を更新。５日の取引終了後、１５年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の３０億円から２８億５０００万円（前期比２．６％増）へ、営業利益を同３億２０００万円から１億９５００万円（同３６．３％減）へ、純利益を同２億１０００万円から１億２５００万円（同４０．２％減）へ下方修正したことを嫌気した売りが相次いでいる。エンジニアリング事業で不良箇所の改修に伴い、大幅な納期の遅延による工数の増加で不採算案件が発生したことや、慢性的な技術者不足による外注コスト増、さらに、連結子会社で成果物を納めることが出来ず納品不履行に至ったことなどが要因としている。

アンドールの株価は９時４５分現在４２９円（▼９２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）