ＤＩＣ、今期最終を一転赤字に下方修正

　ＤＩＣ <4631> [東証Ｐ] が11月14日昼(12:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終損益は27.5億円の赤字(前年同期は178億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の40億円の黒字→90億円の赤字(前期は176億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の30億円の黒字→99.9億円の赤字(前年同期は32.2億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終損益は37.5億円の赤字(前年同期は34.1億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の3.2％→1.2％に悪化した。

株探ニュース