エスケー化研、上期経常は一転70％増益で上振れ着地

　エスケー化研 <4628> [東証Ｓ] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比69.7％増の88.2億円に拡大し、従来の2.0％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の108億円に対する進捗率は81.7％に達し、5年平均の47.2％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比74.5％減の19.7億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比31.0％増の36.4億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の11.8％→9.2％に低下した。

株探ニュース