神東塗、上期経常は12倍増益で上振れ着地

　神東塗料 <4615> が10月29日後場(14:40)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比12倍の9300万円に急拡大し、従来予想の5000万円を上回って着地。
　通期計画の1億5000万円に対する進捗率は62.0％に達し、さらに5年平均の40.2％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比64.2％減の5700万円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は2600万円の赤字(前年同期は700万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.6％→-1.3％に悪化した。

株探ニュース