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<話題の焦点>=インド経済は成長加速、経済改革が投資呼び込む
主要新興国のなかで、中国経済の減速が鮮明になるのをしり目に、インド経済は成長が加速している。先ごろアジア開発銀行(ADB)が発表した先進国を除くアジア地域の経済成長率は2015年、16年とも6.3%と安定した成長が続く見通し。インドと東南アジア諸国の伸びが、中国の成長鈍化を相殺すると見ている。
中国は不動産市場の下落や生産設備の過剰、地方政府の債務拡大を受け、当局が改革を進めていることから、成長率は14年の7.4%から15年は7.2%、16年には7.0%へ減速する。一方、インドは14年の7.4%から15年は前回予想の6.3%を7.8%へ大幅に引き上げるなど成長が加速すると見ており、さらに16年は8.2%を予想した。
インド政府は今年から国家会計の新基準を導入したことで、13年度(13年4月~14年3月)の成長率を前回の4.7%から6.9%へ大幅に引き上げたが、ADBも新基準により、投資が拡大すると見ている。
モディ政権は法人税引き下げにより製造業の誘致を目指しているほか、通信や鉄道などのインフラ整備も加速しており、政府の経済改革が海外から投資を呼び込む。
◆インド関連銘柄
銘柄<コード> コメント
ヤクルト<2267.T> 仏ダノンとインド北部から南部へ販売網を拡大
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第一三共<4568.T> 現地製薬最大手ランバクシーを買収し、グローバルにジェネリック薬品市場を開拓
関ペイント<4613.T> 現地塗料大手グットラスネロラックペイントに出資し、現地自動車向け供給体制を強化
旭硝子<5201.T> 1956年にインド旭硝子を設立、自動車用加工ガラス製造、・販売を拡大する
日立製作所<6501.T> 火力・風力発電設備や鉄道車両・システムなど社会インフラ整備事業を拡大
スズキ<7269.T> グループのマルチ・スズキは現地自動車市場で4~5割とトップシェア
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
中国は不動産市場の下落や生産設備の過剰、地方政府の債務拡大を受け、当局が改革を進めていることから、成長率は14年の7.4%から15年は7.2%、16年には7.0%へ減速する。一方、インドは14年の7.4%から15年は前回予想の6.3%を7.8%へ大幅に引き上げるなど成長が加速すると見ており、さらに16年は8.2%を予想した。
インド政府は今年から国家会計の新基準を導入したことで、13年度(13年4月~14年3月)の成長率を前回の4.7%から6.9%へ大幅に引き上げたが、ADBも新基準により、投資が拡大すると見ている。
モディ政権は法人税引き下げにより製造業の誘致を目指しているほか、通信や鉄道などのインフラ整備も加速しており、政府の経済改革が海外から投資を呼び込む。
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