ＬＩＮＥ、７月１５日上場、株式公開の仮条件は２７００円～３２００円に決定

スマホ通話アプリのＬＩＮＥが日米同時に株式公開する、今年注目の大型ＩＰＯだけに注目度が高い。当初予定から１日遅れ、６月２８日にＬＩＮＥは株式公開価格の仮条件が決まったと発表した。

東京証券取引所には７月１５日に上場、ＮＹ証券取引所には７月１４日に上場する。国内の仮条件は２７００円～３２００円で、人気度から仮条件の上限３２００円と想定される。この上場でＬＩＮＥの時価総額は６７２０億円、株式公開による資金調達額は１２７０億円となる。

ＬＩＮＥの証券コードは(3938)で、主幹事証券は野村證券、公募３５００万株、オーバーアロットメントによる追加売り出しは５２５万株が上限となっている。ＬＩＮＥの公開価格は７月１１日に決定する予定。

LINE(3938)の上場が接近すると、現在賑わっている新興市場の銘柄がＩＰＯ買いの資金捻出のために売られる可能性も懸念される。その場合、そーせいグループ(4565)、アキュセラ・インク(4589)、ソフトフロント(2321)、モブキャスト(3664)、農業総合研究所(3541)、ブランジスタ(6176)、アカツキ(3932)などの動向も注意。


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