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オンコリスバイオファーマのニュース
■業績動向と財務状況
1. 2021年12月期の業績概要
オンコリスバイオファーマ<4588>の2021年12月期の売上高は前期比328百万円増加の642百万円、営業損失は同220百万円縮小の1,454百万円、経常損失は同222百万円縮小の1,500百万円、当期純損失は同479百万円縮小の1,615百万円となった。
売上高は中外製薬向けテロメライシンの治験薬の販売等による収入が増加したことや、提携先であるメディジェン社からのテロメライシンに係る開発協力金収入※の増加が増収要因となった。一方、費用面では役務原価が371百万円増加したものの、米国での臨床試験の遅れ等により研究開発費が161百万円減少するなど販管費が減少したことが、営業損失の縮小要因となった。なお、新興感染症ワクチンの開発を行う米Precision社の株式評価損やテロメスキャン関連の保有資産(蛍光顕微鏡等)に関する減損損失などを中心に、特別損失110百万円を計上した。
※ テロメライシンに関する開発費用の負担軽減を目的にメディジェン社との共同開発契約の改定を2017年3月に実施。従来、対象を肝細胞がんのみとしていたのに対して、新たに食道がんとメラノーマの共同開発権も付与した。以降、肝細胞がんに加えて食道がん、メラノーマの研究開発費用の一部をメディジェン社から開発協力金として受領している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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1. 2021年12月期の業績概要
オンコリスバイオファーマ<4588>の2021年12月期の売上高は前期比328百万円増加の642百万円、営業損失は同220百万円縮小の1,454百万円、経常損失は同222百万円縮小の1,500百万円、当期純損失は同479百万円縮小の1,615百万円となった。
売上高は中外製薬向けテロメライシンの治験薬の販売等による収入が増加したことや、提携先であるメディジェン社からのテロメライシンに係る開発協力金収入※の増加が増収要因となった。一方、費用面では役務原価が371百万円増加したものの、米国での臨床試験の遅れ等により研究開発費が161百万円減少するなど販管費が減少したことが、営業損失の縮小要因となった。なお、新興感染症ワクチンの開発を行う米Precision社の株式評価損やテロメスキャン関連の保有資産(蛍光顕微鏡等)に関する減損損失などを中心に、特別損失110百万円を計上した。
※ テロメライシンに関する開発費用の負担軽減を目的にメディジェン社との共同開発契約の改定を2017年3月に実施。従来、対象を肝細胞がんのみとしていたのに対して、新たに食道がんとメラノーマの共同開発権も付与した。以降、肝細胞がんに加えて食道がん、メラノーマの研究開発費用の一部をメディジェン社から開発協力金として受領している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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