決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … カイノス、Ｓシャワー、アクシーズ (1月25日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月24日から25日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　アクシーズ <1381>
　19年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期比25.4％減の12.9億円に減り、通期計画の28億円に対する進捗率は46.3％となり、5年平均の46.3％とほぼ同水準だった。

▲No.3　Ｓシャワー <4838>
　19年3月期の連結経常利益を従来予想の3億7000万円→2億7700万円(前期は6億3600万円)に25.1％下方修正し、減益率が41.8％減→56.4％減に拡大する見通しとなった。

▲No.4　東海リース <9761>
　19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は7500万円の赤字(前年同期は1億8600万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<1381> アクシーズ 　　ＪＱ　　 -8.60 　　1/25　　上期　　　-25.42
<4556> カイノス 　　　ＪＱ　　 -5.46 　　1/25　　　3Q　　　 36.97
<4838> Ｓシャワー 　　ＪＱ　　 -4.15 　　1/25　　　3Q　　　-60.90
<9761> 東海リース 　　東２　　 -1.50 　　1/25　　　3Q　　　　赤転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース