栄研化、上期経常は75％増益で上振れ着地

　栄研化学 <4549> が10月27日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比75.3％増の48.9億円に拡大し、従来予想の33.7億円を上回って着地。
　通期計画の64.3億円に対する進捗率は76.2％に達し、さらに5年平均の56.6％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比61.8％減の15.3億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比28.4％増の22.6億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の18.0％→20.7％に上昇した。

株探ニュース