科研薬、今期経常を13％下方修正

　科研製薬 <4521> が10月27日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の212億円→185億円(前期は269億円)に12.7％下方修正し、減益率が21.3％減→31.3％減に拡大する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の111億円→100億円(前年同期は139億円)に9.9％下方修正し、減益率が20.3％減→28.2％減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年5月22日に公表しました2021年3月期第2四半期（累計）および通期の連結業績予想におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響について、その収束時期や業績回復の見通しなど不透明な要素が多く、業績予想に織り込んでおりませんでしたが、この度、現時点において入手可能な情報や予測などに基づき算定しましたので公表いたします。　第2四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染症拡大による医療機関への受診抑制等の影響を受けており、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれも当初業績予想を下回る見通しとなりました。　通期の業績につきましても、今後も新型コロナウイルス感染症拡大による医療機関への受診抑制等の影響が継続して見込まれることから、上記の通り業績予想を修正いたします。※上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後発生する様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。