日本新薬、上期最終を一転5％増益に上方修正

　日本新薬 <4516> [東証Ｐ] が10月27日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益を従来予想の124億円→160億円(前年同期は152億円)に29.0％上方修正し、一転して5.1％増益見通しとなった。
　なお、通期の最終利益は従来予想の250億円(前期は228億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上収益につきましては、ウプトラビの海外売上に伴うロイヤリティ収入、機能食品事業が好調に推移し、当初予想を 15 億円上回る見込みで、730 億円となる見通しです。 　利益につきましても、増収に加えて、研究開発費が当初予想より下回り、また為替差益が大きく発生する見込みで、営業利益 208 億円、税引前四半期利益 210 億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益 160 億円と当初予想より増加する見通しです。 なお、2024 年 3 月期通期の連結業績予想につきましては、現在精査中であり、当第 2 四半期決算発表時（11 月 13 日予定）にお知らせする予定です。 （注）上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、様々な要因により予想数値とは異なる結果となる可能性があります。