田辺三菱が反発、アケビア社とバダデュスタットの日本・アジアにおける開発・販売権で協業契約

　田辺三菱製薬<4508.T>が反発。同社は１５日、アケビア社（米国マサチューセッツ州）と慢性腎臓病に伴う経口貧血治療剤バダデュスタットに関する日本および他のアジア諸国における独占的開発・販売権で協業契約を締結したことを発表した。

　慢性腎臓病に伴う貧血の安全な治療法は、未だ世界でも克服されていないことから、バダデュスタットには大きな可能性が期待されている。今回の契約締結により、同社はアケビア社に対して契約締結時に４０００万ドルを支払う。また、同支払額を含めて契約締結時一時金と開発費用負担額として、最大１億ドルをアケビア社に支払う可能性があるとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）