武田薬が買い先行、米バクスター社と提携、インフルエンザワクチン開発に着手と報道

　武田薬品工業が買い先行スタート。インフルエンザワクチンの開発に着手すると、１９日付の日本経済新聞が報道、材料視されている。同紙によると、米製薬バクスター社と提携、毒性が強く今後流行が懸念される「Ｈ５Ｎ１型」ワクチンを開発し１４年の出荷を目指すという。バクスター社から細胞培養方式という最新の生産技術を導入、現在行われている、にわとりの有精卵を使用した培養方法に比べ、生産のスピードを早めるという。厚生労働省の国産ワクチン増産計画を踏まえ、最低でも４０００万人分の生産ができる設備を導入し、総投資額は３００億円から５００億円になるもようとしている。

　午前９時時点の株価は２５円高の３９２０円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社