マザーズ先物見通し：続伸、25日線を抜けるかが焦点

本日のマザーズ先物は続伸が予想される。17日の米国市場は、長期金利の上昇を受けて、景気循環株を中心に買いが広がり、ダウは寄り付き後、上昇。注目となっていたFOMCでFRBは市場の予想通り政策金利の据え置きを決定したほか、2023年までゼロ金利を据え置く可能性を示唆したため早期の金融引き締めへの警戒感が後退し、上昇幅を拡大した。また、長期金利の上昇が一段落したため、ナスダックは下落から上昇に転じた。本日のマザーズ先物は、米国市場が上昇したことやナイトセッションがプラスで取引を終了した流れを引き継ぎ続伸でのスタートが予想される。シンガポールで開かれた日経フォーラムイノベーティブアジアで、農業の分野でも上流から下流まで電子化に取り組むなどの話が出たと、日本経済新聞社が報じている。このことから、時価総額上位のAI　inside<4488>など電子化関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは75日線を超え、25日を伺う手前まで上昇しており、本日は25日線を抜けられるかが焦点となりそうだ。本日の上値のメドは1250.0pt、下値のメドは1180.0ptとする。

＜FA＞