ウィルズ、上期経常は40％増益で着地、未定だった今期配当は2期ぶり2.5円で復配

　ウィルズ <4482> [東証Ｍ] が8月13日大引け後(15:00)に決算を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期非連結比39.7％増の2.9億円に拡大し、通期計画の4.5億円に対する進捗率は64.9％に達し、さらに前年同期の52.1％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比17.7％減の1.5億円に減る計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当を2.5円実施し、2期ぶりに復配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期非連結比67.6％増の2.2億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の24.4％→23.3％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は、将来的な企業価値向上につながる機動的な事業活動を可能にするための内部留保の充実を重要な経営戦略としておりますが、この度、経営成績および事業環境を勘案し、配当による利益還元を実施することといたしました。　2021年２月12日公表の2021年12月期末の配当予想について未定としておりましたが、本日公表した2021年12月期第２四半期決算短信〔日本基準〕（連結）および最近の業績動向を踏まえ、１株当たりの期末配当を2円50銭に修正いたします。