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三洋化成工業のニュース
三洋化成工業<4471>は3日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.5%増の443.36億円、営業利益が同36.7%減の19.56億円、経常利益が同18.9%増の42.59億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同15.6%増の25.36億円となった。
生活・健康産業関連分野の売上高は前年同期比26.2%増の151.24億円、営業利益は同28.7%増の1.22億円となった。生活産業関連分野は、ポリエチレングリコールが中国・上海市でのロックダウンの影響により需要が減少したが、ヘアケア製品用界面活性剤が海外向けに売り上げを伸ばし、また製紙関連薬剤が堅調に推移し、売上高は横ばいとなった。健康産業関連分野は、高吸水性樹脂が主力の中国市場およびその他アジア市場において販売が好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
石油・輸送機産業関連分野の売上高は前年同期比11.3%増の115.26億円、営業利益は原料価格上昇に伴う売買スプレッド縮小などにより同43.8%減の6.59億円となった。自動車シートなどに使われるポリウレタンフォーム用原料が低調だったが、自動車内装表皮材用ウレタンビーズ、潤滑油添加剤が好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
プラスチック・繊維産業関連分野の売上高は前年同期比8.5%増の71.26億円、営業利益は同27.3%減の7.94億円となった。プラスチック産業関連分野は、主力の永久帯電防止剤が低調だったが、塗料コーティング用薬剤・添加剤が海外向けに売り上げを伸ばし、モデル用材料も大幅に増加し、売上高は横ばいとなった。繊維産業関連分野は、炭素繊維用薬剤が順調に売り上げを伸ばし、また自動車に使われる合成皮革・弾性繊維用ウレタン樹脂の販売が好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
情報・電気電子産業関連分野の売上高は前年同期比16.4%増の59.38億円、営業利益は同8.3%減の6.28億円となった。情報産業関連分野は、コロナ禍で落ち込んだオフィスでの印刷需要が回復し、重合トナー用ポリエステルビーズ、粉砕トナー用バインダーの販売がともに好調に推移し、売上高は大幅に増加した。電気電子産業関連分野は、アルミ電解コンデンサ用電解液の需要が大幅に増加したことに加え、半導体不足解消に向け半導体用レジスト原料の需要が旺盛で、販売が大幅に増加し、売上高は好調に推移した。
環境・住設産業関連分野他の売上高は前年同期比14.2%増の46.20億円、営業利益は原料価格上昇に伴う売買スプレッド縮小などにより、同68.3%減の1.21億円となった。環境産業関連分野は、海外向け高分子凝集剤用のカチオンモノマーが売り上げを伸ばし、売上高は大幅に増加した。住設産業関連分野は、家具・断熱材などに用いられるポリウレタンフォーム用原料の販売が巣ごもり需要の一巡により、横ばいとなったが、建築シーラント用原料が堅調に推移し、売上高は大幅に増加した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比26.7%増の2,060.00億円、営業利益が同5.3%増の125.00億円、経常利益が同1.8%増の130.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同26.9%増の85.00億円とする期初計画を据え置いている。
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生活・健康産業関連分野の売上高は前年同期比26.2%増の151.24億円、営業利益は同28.7%増の1.22億円となった。生活産業関連分野は、ポリエチレングリコールが中国・上海市でのロックダウンの影響により需要が減少したが、ヘアケア製品用界面活性剤が海外向けに売り上げを伸ばし、また製紙関連薬剤が堅調に推移し、売上高は横ばいとなった。健康産業関連分野は、高吸水性樹脂が主力の中国市場およびその他アジア市場において販売が好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
石油・輸送機産業関連分野の売上高は前年同期比11.3%増の115.26億円、営業利益は原料価格上昇に伴う売買スプレッド縮小などにより同43.8%減の6.59億円となった。自動車シートなどに使われるポリウレタンフォーム用原料が低調だったが、自動車内装表皮材用ウレタンビーズ、潤滑油添加剤が好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
プラスチック・繊維産業関連分野の売上高は前年同期比8.5%増の71.26億円、営業利益は同27.3%減の7.94億円となった。プラスチック産業関連分野は、主力の永久帯電防止剤が低調だったが、塗料コーティング用薬剤・添加剤が海外向けに売り上げを伸ばし、モデル用材料も大幅に増加し、売上高は横ばいとなった。繊維産業関連分野は、炭素繊維用薬剤が順調に売り上げを伸ばし、また自動車に使われる合成皮革・弾性繊維用ウレタン樹脂の販売が好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
情報・電気電子産業関連分野の売上高は前年同期比16.4%増の59.38億円、営業利益は同8.3%減の6.28億円となった。情報産業関連分野は、コロナ禍で落ち込んだオフィスでの印刷需要が回復し、重合トナー用ポリエステルビーズ、粉砕トナー用バインダーの販売がともに好調に推移し、売上高は大幅に増加した。電気電子産業関連分野は、アルミ電解コンデンサ用電解液の需要が大幅に増加したことに加え、半導体不足解消に向け半導体用レジスト原料の需要が旺盛で、販売が大幅に増加し、売上高は好調に推移した。
環境・住設産業関連分野他の売上高は前年同期比14.2%増の46.20億円、営業利益は原料価格上昇に伴う売買スプレッド縮小などにより、同68.3%減の1.21億円となった。環境産業関連分野は、海外向け高分子凝集剤用のカチオンモノマーが売り上げを伸ばし、売上高は大幅に増加した。住設産業関連分野は、家具・断熱材などに用いられるポリウレタンフォーム用原料の販売が巣ごもり需要の一巡により、横ばいとなったが、建築シーラント用原料が堅調に推移し、売上高は大幅に増加した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比26.7%増の2,060.00億円、営業利益が同5.3%増の125.00億円、経常利益が同1.8%増の130.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同26.9%増の85.00億円とする期初計画を据え置いている。
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