三洋化、今期経常を一転15％減益に下方修正

　三洋化成工業 <4471> が9月26日後場(14:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の160億円→130億円(前期は152億円)に18.8％下方修正し、一転して14.5％減益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の79億円→55億円(前年同期は85.7億円)に30.4％下方修正し、減益率が7.9％減→35.9％減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　米中貿易摩擦の影響によるエレクトロニクス産業等の不振により、第2四半期連結累計期間の連結業績は当初予想を下回る見込みであり、また第3四半期以降、販売数量の回復、コストダウンの実行により連結業績は持ち直しが見込まれるものの、前回発表値を下回る見込みであることから、2019年7月31日付け公表の第2四半期連結累計期間および通期の連結業績予想を下方修正いたしました。　なお、2020年3月期の中間配当金及び期末配当金の予想につきまして、現時点では修正の予定はございません。＊上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在に入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。