石原ケミ、今期経常を5％上方修正、配当も2円増額

　石原ケミカル <4462> が3月15日後場(14:30)に業績・配当修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の15億円→15.8億円(前期は12.1億円)に5.3％上方修正し、増益率が23.3％増→29.8％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.1億円→5.9億円(前年同期は5.1億円)に15.5％増額し、一転して14.6％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の36円→38円(前期は42円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　平成31年3月期通期連結業績予想につきましては、米中の貿易摩擦や中国の景気減速、高機能スマートフォンの販売不振等の影響による先行き不透明感から据え置きとしておりましたが、最近の業績動向を踏まえ、現時点での影響は限定的であると判断いたしましたことから、上記のとおり修正いたします。

　　上記の通期連結業績予想の修正を踏まえ、当期の期末配当予想を前回予想から2円増配し、１株当たり20円とさせていただきます。　なお、本件につきましては、2019年6月下旬に開催予定の定時株主総会に付議する予定であります。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、　　　実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。