ヒトコムＨＤ、上期経常を13％上方修正・最高益予想を上乗せ

　ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス <4433> が4月6日昼(11:30)に業績修正を発表。20年8月期第2四半期累計(19年9月-20年2月)の連結経常利益を従来予想の16.8億円→19億円(前年同期は16.1億円)に13.1％上方修正し、増益率が3.9％増→17.5％増に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
　なお、通期の経常利益は従来予想の33.7億円(前期は30億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高については、EC・TC支援事業やホールセール事業など各セグメントとも底堅く推移する中、特にアウトソーシング事業が好調に推移し、売上高が前回発表予想を上回りました。さらに、利益面については、アウトソーシング事業に加え、EC・TC支援事業において受託するECサイトの販売実績が好調に推移したことや、各セグメントにおける経費の効率的な運用等により前回発表予想を上回る見込みとなったため、2019年10月10日発表の2020年８月期の連結業績予想のうち、第２四半期（累計）連結期間の連結業績予想を修正することといたしました。なお、通期連結業績予想については、引き続きEC・TC支援事業は堅調に推移することが見込まれているものの、今般のコロナウイルスの影響を踏まえ、下期における各事業セグメントにおける市場動向に不確定要素があることから、業績予想の修正は行わないことといたします。