シノプス、前期経常を35％上方修正

　シノプス <4428> [東証Ｍ] が1月13日大引け後(18:00)に業績修正を発表。21年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億1200万円→1億5100万円(前の期は1100万円)に34.8％上方修正し、増益率が10倍→14倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の1億5100万円→1億9000万円(前年同期は1億2400万円)に25.8％増額し、増益率が21.8％増→53.2％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　SDGsの注目度が高まったことによる食品ロス削減ニーズに加え、企業のDX投資への意欲が高まっております。そのような中で当社はパッケージ製品中心の販売からクラウドサービス中心のビジネスモデルに転換し、惣菜や日配食品向け需要予測・自動発注サービスの新規受注を伸ばしてまいりました。また、クラウドサービスへの新規開発投資を行いながらもリモートワーク中心にワークスタイルを変化させ、生産性向上にも取り組んでまいりました。その結果、営業利益、経常利益が前回予想を上回る見込みとなりましたので、通期業績予想を上方修正いたします。