ＤＩシステム、今期経常を10％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額

　ディ・アイ・システム <4421> [東証Ｓ] が9月16日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。22年9月期の連結経常利益を従来予想の2億4000万円→2億6300万円(前期は2億0700万円)に9.6％上方修正し、増益率が15.9％増→27.1％増に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5400万円→7700万円(前年同期は3200万円)に42.6％増額し、増益率が68.8％増→2.4倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の14円→15円(前期は12.5円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年７月１日からのウイーズ・システムズ社の子会社化に加え、機器納品の遅れにより先送りとなっていた一部案件の検収が第４四半期に後ろ倒しになったこと、教育サービス事業で新たに2022年８月から提供を開始した「メタバース体験研修」が好評を博しており、当社グループ全体でＤＸ関連の受注が旺盛となっており第４四半期が好調に推移しております。その結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が2021年11月12日に公表した連結業績予想を上回る見通しとなったため、通期業績予想を修正いたします。

　　当社は、株主の皆様に対しまして利益還元することを経営の重要課題の一つであると認識しております。配当に関しましては、連結配当性向25.0％～30.0％を目指した長期的で安定した配当を行うことを基本方針としており、今後の企業価値向上に関しましては、更なる財務体質の強化への取り組み、安定的な経営基盤の確保に努めることを基本方針としております。　このような基本方針のもと、2022年９月期の１株当たり配当金につきまして、2022年５月13日に公表した「配当予想の修正（増配）に関するお知らせ」で期末配当予想を14.0円に修正（2021年11月12日発表予想から1.5円引き上げ）いたしましたが、この度、2022年９月期（2021年10月１日～2022年９月30日）の業績予想の修正を踏まえ、株主様の日頃のご支援にお応えするため、期末配当予想を前回発表予想から更に1.0円引き上げ、15.0円に修正（増配）することといたしました。