ハリマ化成Ｇ、今期経常を赤字縮小に上方修正

　ハリマ化成グループ <4410> [東証Ｐ] が1月31日後場(13:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比94.3％減の1.9億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の13億円の赤字→4.5億円の赤字(前期は25.4億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の9.9億円の赤字→1.4億円の赤字(前年同期は2.5億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比19.3％減の4.9億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の1.1％→1.7％に改善した。

株探ニュース