東邦化、今期経常を18％上方修正

　東邦化学工業 <4409> [東証２] が2月4日後場(14:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比40.9％減の6.8億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の8.5億円→10億円(前期は16.7億円)に17.6％上方修正し、減益率が49.4％減→40.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.5億円→9億円(前年同期は10.1億円)に20.0％増額し、減益率が26.0％減→11.2％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比19.3％増の5.8億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の5.1％→4.6％に悪化した。

株探ニュース