292円
新日本理化のニュース
■セルシード <7776> 199円 (+50円、+33.6%) ストップ高
セルシード <7776> [東証G]がストップ高。22日、同社が開発中の軟骨再生シートに関する国内特許について、特許査定となり登録されたことが明らかとなっており、これが材料視されたようだ。同特許は、同種軟骨細胞シートに関する東海大学の佐藤正人教授との共同研究の成果となるもの。この細胞シートについて会社側では、引き続き研究開発を行い2022年末の治験届提出を目指すとしている。
■サイステップ <3810> 614円 (+100円、+19.5%) ストップ高
サイバーステップ <3810> [東証S]がストップ高。全体地合い悪に逆行して投機資金の攻勢が加速、3日連続のストップ高に買われ目を引く状況となった。今週20日にオンラインクレーンゲーム「ネットキャッチャー ネッチ」を運営するネッチの全株式を取得し子会社化することを発表、これによるシナジーに期待した買いを呼び込み人気化した。同社株は2017年に大相場を形成したが、この時は年初に300円台であった株価が6月下旬に8000円台目前まで買われた経緯がある。市場では「足もとの業績は低迷し、継続疑義注記銘柄だが、それだけに株式需給面での戻り売り圧力も乏しい。ここまでくると材料に反応しているよりは需給相場の様相が強く上値の予想はつきにくい」(中堅証券アナリスト)としている。
■日立物流 <9086> 7,760円 (+1,000円、+14.8%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。日立物流 <9086> [東証P]がストップ高。22日付の日本経済新聞朝刊で、「日立製作所はグループ会社の日立物流を売却する方針を固めた」と報じられており、これが材料視された。記事によると、日立製作所 <6501> [東証P]は日立物流株式の4割を保有する筆頭株主だが、株式の売却により比率を1割まで引き下げる方針で、米大手ファンドのKKRに売却に向けた優先交渉権を与えたとしている。また、KKRは6000億円超を投じて日立物流を買収し非公開化する見通しという。報道に対して、日立は「当社が発表したものではない。本件に関して検討を行っているが、現時点で決定した事実はない」とのコメントを発表。日立物流も「当社が発表したものではない。本件を含めプライベート・エクイティファンドをパートナーとした資本政策を含めた協創戦略を検討しているが、現時点で決定した事実はない」とコメントしている。
■OKK <6205> 1,161円 (+142円、+13.9%)
OKK <6205> [東証S]が続急騰。21日の取引終了後、23年3月期業績予想を発表。売上高を前期比66.8%増の230億円、営業損益を前期の赤字から黒字転換となる20億円とする見通しを示しており、これが好感されたようだ。工作機械業界の回復基調継続が追い風となるほか、傘下入りした日本電産グループとのシナジー創出によって業績が急拡大する見込み。同時に発表した22年3月期決算は、売上高が前の期比14.1%増の137億9100万円、営業損益が前の期から赤字幅縮小となる10億3900万円の赤字だった。
■メディア工房 <3815> 352円 (+32円、+10.0%) 一時ストップ高
メディア工房 <3815> [東証G]が続急騰、商い伴い急伸。80円高はストップ高となる400円まで買われる場面があった。22日午前11時ごろに22年8月期中間決算説明会資料を開示。なかで、団体制マッチングアプリ「バーチャルシェアハウス」を近日リリース予定であることを明らかにした。株式市場でメタバースが高い関心を集めるなか、バーチャル上でのビジネス展開に取り組む企業に対する投資家の視線は熱く、この流れのなか同社に物色の矛先が向かったようだ。
■GW <3936> 555円 (+49円、+9.7%)
グローバルウェイ <3936> [東証G]が3日ぶりに急反発。株価は3月30日に687円の年初来高値をつけた後調整し、4月中旬以降に買い直され19日には667円の戻り高値をつけた後再び急落していた。同社株は信用買い残が直近減少傾向にある一方、外資系経由の空売りを呼び込んでおり需給相場の素地をみせている。21日取引終了後、同社傘下のタイムチケットの100%子会社であるTimeTicket GmbHの V―tuber プロダクション事業をピアズ <7066> [東証G]に譲渡することを発表しており、目先はこれを手掛かり材料に投資資金が再攻勢をかけた。
■日理化 <4406> 256円 (+20円、+8.5%)
新日本理化 <4406> [東証S]が急伸。21日の取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表。売上高を310億円から323億5800万円(前の期比32.4%増)へ、営業利益を7億円から12億600万円(同4.2倍)へ増額しており、これを好感した買いが膨らんだ。食品・医薬品向け添加剤や日用品向けの結晶核剤が堅調に推移したことが業績を押し上げる。また、原料価格の高騰を受けて製品価格の見直しを行ったことも寄与する。あわせて、保有する遊休資産の減損損失計上を発表しており、これに伴って純利益見通しについては従来予想の6億円から未定(前の期5億100万円)に変更した。
■コスモス <6772> 1,699円 (+98円、+6.1%)
東京コスモス電機 <6772> [東証S]が4日続急伸、75日移動平均線を大きく上放れた。同社は可変抵抗器を主力に自動車向けセンサーなども手掛けるが、製品値上げ効果もあり、収益の回復が急となっている。21日取引終了後に22年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の7億円から8億円(前の期実績4800万円)に増額した。また、経常利益については6億円から8億5000万円(同2億100万円)に修正しており、これは2004年3月期に達成した7億3100万円を18期ぶりに上回り、過去最高更新の見通しとなる。これがポジティブサプライズとなり、株価を強く刺激する格好となった。
■西松屋チェ <7545> 1,555円 (+78円、+5.3%)
東証プライムの上昇率3位。西松屋チェーン <7545> [東証P] が続急伸。21日の取引終了後に発表した4月度(3月21日~4月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比5.6%増と4ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。後半に気温が上昇したことで、春物衣料や夏物衣料、帽子や靴などの売り上げが大きく伸びた。なお、全店売上高は同8.7%増だった。
■東芝 <6502> 5,400円 (+240円、+4.7%)
東証プライムの上昇率4位。東芝 <6502> [東証P]が大幅高で4日続伸、年初来高値を更新した。朝方に5496円まで上値を伸ばし、2013年以来約9年ぶりの高値圏に浮上する場面があった。21日の取引終了後に、自社の企業価値向上に向けた戦略的選択肢に関する提案を募集すると発表。選択肢には非公開化も含むとしていることから、これを受けてTOBを期待した思惑的な買いが集まったようだ。提案募集に先立ち、同社は7日に戦略的選択肢の検討に向けた特別委員会を設置している。今後、パートナー候補となる潜在的な投資家やスポンサーから提案を受け、取引実現の確度など各観点から評価を行い、次回の定時株主総会後速やかにパートナーを選定する予定だ。
■イーグル工 <6486> 1,008円 (+44円、+4.6%)
東証プライムの上昇率5位。イーグル工業 <6486> [東証P]が大幅高で4日続伸。21日の取引終了後、集計中の22年3月期連結業績について、売上高が1390億円から1408億円(前の期比7.9%増)へ、営業利益が58億円から78億円(同34.4%増)へ、純利益が38億円から56億円(同39.7%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。自動車・建設機械業界向け事業で、顧客の自動車生産台数が前回予想時を上回って推移したことに加えて、舶用業界向け事業の需要が好調に推移したことが牽引した。また、年度末にかけての急激な円安も影響した。
■ブティックス <9272> 2,467円 (+103円、+4.4%)
ブティックス <9272> [東証G]が大幅反発。21日の取引終了後、集計中の22年3月期単独業績について、売上高が19億6000万円から20億9100万円(前の期比63.6%増)へ、営業利益が4億5200万円から5億8600万円(同2.1倍)へ、純利益が2億8900万円から3億4900万円(同75.9%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好材料視された。商談型展示会事業で出展小間契約の獲得が順調に推移し、全出展小間数の約5割を占める「東京ケアウィーク’22」の開催を無事完了したことに加えて、M&A仲介事業で期中の成約が不確実だった複数の案件を3月末にかけて成約したことが寄与した。
■ディスコ <6146> 32,450円 (+1,150円、+3.7%)
東証プライムの上昇率7位。ディスコ <6146> [東証P]が全体軟調相場に抗して大幅続伸。前日21日の米国株市場で半導体関連が売られ、22日の東京市場でもその流れを引き継ぐ形となっているが、同社株はこれに逆行した。21日取引終了後に発表した22年3月期の決算は営業利益が前の期比72%増の915億1300万円と急拡大、これを評価する買いが優勢となった。旺盛な半導体設備投資の動きを背景に、ウエハー切断装置などをはじめとする半導体製造装置の需要が高水準で収益を押し上げている。好業績を背景に年間配当も808円(前の期実績は677円)と大幅増配を発表、これは従来計画の717円から91円の上乗せとなっている。これを評価する形で投資資金を引き寄せた。なお、23年3月期通期の業績予想は開示していないが、22年4-6月期については、前年同期比44%増の222億円を見込んでいる。
■SGHD <9143> 2,228円 (+70円、+3.2%)
東証プライムの上昇率10位。SGホールディングス <9143> [東証P]が大幅高で3日続伸。全体下げ相場に逆行し、マドを開けて買われる展開となった。21日付の日本経済新聞電子版で、「日立製作所はグループ会社の日立物流を売却する方針を固めた」と報じられた。なかで、売却先の米投資ファンドKKRがTOBなどを通じて日立物流 <9086> [東証P]を非公開化する見通しにあるとされており、日立物流株の約1割弱を握るSGHDに売却益発生を期待した思惑的な買いが向かったようだ。
■森永乳 <2264> 5,100円 (+90円、+1.8%)
森永乳業 <2264> [東証P]が反発。22日、家庭用アイスクリームの一部商品を6月1日出荷分から値上げすると発表しており、同事業の採算改善を期待した買いが入った。対象となるのは「ピノ」「PARM(パルム)チョコレート」など17品目で、5.5%~11.1%値上げする。アイスクリーム類の原料である輸入乳原料、油脂、チョコレート、砂糖などが世界的な需要増加によって高騰しているほか、包装資材も高値で推移し、企業努力を超える水準に至ったため値上げするとしている。
■しまむら <8227> 11,520円 (+200円、+1.8%)
しまむら <8227> [東証P]が続伸。地合い悪に抗して上値指向、25日移動平均線をサポートラインに下値切り上げ波動を継続した。商品市況高騰などを背景に世界的なインフレ警戒ムードが強まるなか、日本国内でも円安と相まって企業のコスト上昇が顕在化し、特にアパレルや外食などの消費関連セクターには強い逆風として意識されている。そのなか、同社は高付加価値商品の拡充を進め、これまで前面に押し出してきた低価格戦略を軌道修正し業績拡大に向けた取り組みを強化する構えにある。22年2月期は営業利益段階で前の期比30%増益を達成したが、続く23年2月期についても前期比5%増の520億5800万円と利益成長を維持する見通し。PER11倍に割高感はなく、株式需給面では信用買い残も枯れ切った状態にあり下値抵抗力が強い。
■ユーグレナ <2931> 910円 (+15円、+1.7%)
ユーグレナ <2931> [東証P]が反発。21日の取引終了後、米カンザス州立大学の田村正明教授との共同研究で、微細藻類ユーグレナ(和名ミドリムシ)粉末の抽出物の摂取によるマウスの肺がんの増殖抑制は、腸内細菌叢(そう)(腸内フローラ)の変化が関与していることを示唆する研究結果を確認したと発表しており、ユーグレナの需要拡大につながるとの期待から買いが入った。腸内細菌の集団である腸内細菌叢は、免疫系の発達及び訓練、機能に不可欠とされている。今回の実験では、ユーグレナの抽出物を摂取させたマウスの糞便を別のマウスに移植することで、ユーグレナ抽出物を摂取していた場合と同程度まで肺がんの腫瘍重量が抑制され、ユーグレナ抽出物による肺がんの腫瘍重量の抑制は、抗生物質により腸内細菌叢を除外することで見られなくなったという。
■第一生命HD <8750> 2,680.5円 (+42円、+1.6%)
第一生命ホールディングス <8750> [東証P]が反発。そのほか、T&Dホールディングス <8795> [東証P]が日経平均株価が急落するなか、頑強な値動きで目立った。FRBのタカ派傾斜を受けて米10年債利回りが再び上昇基調を強めていることにマーケットの注目が集まっているが、超長期債である30年債や20年債の利回りも上昇傾向が強い。米30年債利回りや20年債利回りは、10年債利回りに先立って3%台に乗せている。直近、米20年債は3.13%台まで上昇した。そうしたなか、金融機関のなかでも長期運用に力を入れる大手生保は、運用利ザヤ確保への期待で追い風局面にある。
■GAテクノ <3491> 1,070円 (+16円、+1.5%)
GA technologies <3491> [東証G]が3日ぶりに反発。前週末22日午前10時ごろ、同社グループのサスティナブルの取り組みの一つとして、不動産関連WEB申し込み受付システム「申込受付くん」による入居申し込みのペーパーレス化により、21年4月から22年3月末までの1年間で500万枚の紙の削減を達成したと発表しており、これが好材料視された。また、不動産DXによるペーパーレス化により、グループ全体で794万枚の紙の削減を達成したとも発表している。
■塩野義 <4507> 6,955円 (+73円、+1.1%)
塩野義製薬 <4507> [東証P]が4日続伸。全体相場が急落するなかも強さを発揮した。一時187円高の7069円と今月14日以来となる7000円大台を回復する場面があった。同社が開発する新型コロナウイルスの経口薬について、米ブルームバーグ通信が22日、米政府が購入を視野に同社と交渉を行っていると報じたことが、株価を刺激する格好となった。一方、22日の閣議後の記者会見で、後藤茂之厚生労働相が、 新型コロナウイルス治療薬開発に取り組む国内メーカー2社に計115億円の追加支援を実施することを表明し、そのうちの1社である塩野義には約62億円を補助する方針を明らかにしたことが伝わっている。これも同社株の先高期待を高める背景となったようだ。
※22日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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