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ラクスルのニュース
ハコベルとトランスポートアトミックが「セパレートボデー型車両」を活用した運送の効率化実証実験にて、7.15%のCO2削減に成功
~中継拠点でボディーを脱着して載せ替え、積載中のアイドリングストップ時間を削減~
ラクスル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:松本恭攝)の運営する物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」は、トランスポートアトミック株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:久松孝治)と協業し、トラックのボディー部分とシャシー(車台)部分が切り離しが可能な「セパレートボデー型車両」を活用した中継輸送によって、運送の効率化・二酸化炭素(CO2)排出量の削減などの業界課題に取り組む実証実験を実施しています。 この度、長距離輸送において、中継拠点でボディーを脱着して載せ替えを行うことで、積載中のアイドリングストップ時間を減らし、運送の効率化により、7.15%のCO2削減に成功しました。今後も脱炭素社会の実現に向け、運送業界における課題である運送の効率化とCO2削減に取り組んでまいります。
リリースの背景
2020年12月、経済産業省は関係省庁と連携し、脱炭素社会の実現のために「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を策定しました。カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出と吸収の合計をプラスマイナスゼロにすることであり、政府はCO2排出量を2030年時点で25%削減、2050年で吸収分も加味して100%削減する目標を掲げています。
環境省によると、トラック輸送など運輸部門のCO2排出量は国内全体の約2割を占め(※)、物流企業は荷主からの脱炭素に関する要求が高まっています。そのような背景を受け、物流業界全体でCO2削減の取り組みが急務となっております。脱炭素化のためには自社の排出(Scope1、Scope2)に加え、それ以外の間接排出(Scope3)の把握と削減が欠かせません。
弊社は、解決手段のひとつとしてトランスポートアトミック株式会社が開発した荷台の脱着が可能な仕様で長距離運行における荷待ち待機時間の減少及びドライバーの休息時のアイドリング時間を減少させる効果が見込まれる「セパレートボデー型車両」による輸送によって、どの程度CO2排出量が減少するか、実証実験を行いました。
本実験の結果、該当期間に「セパレートボデー型車両」による輸送によって、CO2排出量が7.15%削減したことを確認しました。この結果をもって、テスト運行から本格的な事業展開へ進めることに合意し、今後1日あたり200台程度の運行が可能なネットワークを目指してまいります。
実証実験の概要と結果
・実施期間:2021年7月~2021年12月
・対象:2021年7月2日~2021年12月15日の10日間分を日次単位で通常運行想定数値と比較
・結果:通常車両による運行と比較して、CO2排出量が7.15%削減
※注:CO2量算出方法・根拠について
・燃料法にて算出
・軽油のCO2排出係数=2.62[kg-CO2/L]
・実証期間中の平均運行距離は578km
・実車運行の平均運行時間は9.9時間(待機・休憩含む)
・積載効率80%
・運行中は休息8時間及びその他アイドル時間1.5時間を含むものとする
参考資料
(※)運輸部門における温室効果ガス排出状況 - 環境省(2021年3月)
https://www.env.go.jp/council/38ghg-dcgl/y380-08/mat03.pdf
(※)CO2排出(削減)量の算出について-経済産業省(2020年7月)
https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200701002/20200701002-4.xlsx
ハコベルのCO2削減に向けた取り組み
ハコベルでは、トラックのCO2排出量削減に対する取組みとして2021年9月より、 CO2排出量を可視化する「ハコベルコネクトCO2算定支援サービス」をハコベルコネクトをご利用の企業様に提供しております。
荷主企業様にとって、サプライヤーなどデータ収集先が幅広く、Scope3の排出量の把握が難しいと言われております。さらに、各社のデータ形式がそろっていなかったり、Excelでのレポート集計・可視化の工数が重く、リアルタイムにデータを活用できていない点が問題視されてきました。そこで、ハコベルでは国土交通省の基準を元にしてCO2排出量を自動で計算し、視認性が高いダッシュボードを用意することでリアルタイムでの排出量把握を可能としています。
本サービスにつきましては、現在無償モニターを募集しています。
サービス詳細ページ:https://raksulinc.notion.site/CO2-d85e992dd8a1457abde37970d7bc49e5
ハコベルについて
物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」は、個人や企業への配送を行うラストワンマイルから、都市間の輸送などを行う幹線輸送まで全国の物流を支えるサービスを展開しています。
軽貨物を対象とした「ハコベルカーゴ」では、ドライバーの非稼動時間を有効活用し、荷主とドライバーを直接マッチングさせることで、高品質かつ低価格な配送の仕組みを提供しています。サービス利用後には利用者がドライバーを評価する仕組みを設け、サービス品質向上を実現しています。
一般貨物を対象とした「ハコベルコネクト」は荷主と全国の運送会社を繋ぎ、WEBアプリケーション上で自社の車両、協力会社の車両を管理し、配車、請求管理を行う機能と、ハコベル配車センターへの配車依頼を行う機能を備えています。物流コストを削減させ、DXを推進する企業の支援に取り組んでいます。
・サービスサイト:https://www.hacobell.com/solution
・利用に関するお問い合わせ:https://form.run/@connect-en-contact
【ラクスルグループについて】
「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という企業ビジョンのもと、印刷や物流、広告といったデジタル化が進んでいない伝統的な産業にインターネットを持ち込み、産業構造を変えることで、より良い世界にすることを目指します。現在ではネット印刷・集客支援のプラットフォーム「ラクスル」、物流プラットフォーム「ハコベル」、広告のプラットフォーム「ノバセル」を提供するノバセル株式会社、コーポレートITの「ジョーシス」のサービスを提供するジョーシス株式会社を運営しております。(URL:https://corp.raksul.com/)
【ラクスルが取り組む"産業DX"】
私たちは、シェアリングプラットフォームによる取引の効率化、ソフトウェア(SaaS)による業務の効率化、それらに基づく付加価値サービスの3つを統合したプラットフォームの構築により、バーティカルに各産業の課題を解決し生産性・収益性の高い業界に変革していきます。ラクスル株式会社は産業変革者として、デジタル化が進んでいない伝統的な産業に対して、統合バーティカルプラットフォームを通じてDXを推進し、世界をより良いものにしていきます。
ラクスル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:松本恭攝)の運営する物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」は、トランスポートアトミック株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:久松孝治)と協業し、トラックのボディー部分とシャシー(車台)部分が切り離しが可能な「セパレートボデー型車両」を活用した中継輸送によって、運送の効率化・二酸化炭素(CO2)排出量の削減などの業界課題に取り組む実証実験を実施しています。 この度、長距離輸送において、中継拠点でボディーを脱着して載せ替えを行うことで、積載中のアイドリングストップ時間を減らし、運送の効率化により、7.15%のCO2削減に成功しました。今後も脱炭素社会の実現に向け、運送業界における課題である運送の効率化とCO2削減に取り組んでまいります。
リリースの背景
2020年12月、経済産業省は関係省庁と連携し、脱炭素社会の実現のために「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を策定しました。カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出と吸収の合計をプラスマイナスゼロにすることであり、政府はCO2排出量を2030年時点で25%削減、2050年で吸収分も加味して100%削減する目標を掲げています。
環境省によると、トラック輸送など運輸部門のCO2排出量は国内全体の約2割を占め(※)、物流企業は荷主からの脱炭素に関する要求が高まっています。そのような背景を受け、物流業界全体でCO2削減の取り組みが急務となっております。脱炭素化のためには自社の排出(Scope1、Scope2)に加え、それ以外の間接排出(Scope3)の把握と削減が欠かせません。
弊社は、解決手段のひとつとしてトランスポートアトミック株式会社が開発した荷台の脱着が可能な仕様で長距離運行における荷待ち待機時間の減少及びドライバーの休息時のアイドリング時間を減少させる効果が見込まれる「セパレートボデー型車両」による輸送によって、どの程度CO2排出量が減少するか、実証実験を行いました。
本実験の結果、該当期間に「セパレートボデー型車両」による輸送によって、CO2排出量が7.15%削減したことを確認しました。この結果をもって、テスト運行から本格的な事業展開へ進めることに合意し、今後1日あたり200台程度の運行が可能なネットワークを目指してまいります。
実証実験の概要と結果
・実施期間:2021年7月~2021年12月
・対象:2021年7月2日~2021年12月15日の10日間分を日次単位で通常運行想定数値と比較
・結果:通常車両による運行と比較して、CO2排出量が7.15%削減
※注:CO2量算出方法・根拠について
・燃料法にて算出
・軽油のCO2排出係数=2.62[kg-CO2/L]
・実証期間中の平均運行距離は578km
・実車運行の平均運行時間は9.9時間(待機・休憩含む)
・積載効率80%
・運行中は休息8時間及びその他アイドル時間1.5時間を含むものとする
参考資料
(※)運輸部門における温室効果ガス排出状況 - 環境省(2021年3月)
https://www.env.go.jp/council/38ghg-dcgl/y380-08/mat03.pdf
(※)CO2排出(削減)量の算出について-経済産業省(2020年7月)
https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200701002/20200701002-4.xlsx
ハコベルのCO2削減に向けた取り組み
ハコベルでは、トラックのCO2排出量削減に対する取組みとして2021年9月より、 CO2排出量を可視化する「ハコベルコネクトCO2算定支援サービス」をハコベルコネクトをご利用の企業様に提供しております。
荷主企業様にとって、サプライヤーなどデータ収集先が幅広く、Scope3の排出量の把握が難しいと言われております。さらに、各社のデータ形式がそろっていなかったり、Excelでのレポート集計・可視化の工数が重く、リアルタイムにデータを活用できていない点が問題視されてきました。そこで、ハコベルでは国土交通省の基準を元にしてCO2排出量を自動で計算し、視認性が高いダッシュボードを用意することでリアルタイムでの排出量把握を可能としています。
本サービスにつきましては、現在無償モニターを募集しています。
サービス詳細ページ:https://raksulinc.notion.site/CO2-d85e992dd8a1457abde37970d7bc49e5
ハコベルについて
物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」は、個人や企業への配送を行うラストワンマイルから、都市間の輸送などを行う幹線輸送まで全国の物流を支えるサービスを展開しています。
軽貨物を対象とした「ハコベルカーゴ」では、ドライバーの非稼動時間を有効活用し、荷主とドライバーを直接マッチングさせることで、高品質かつ低価格な配送の仕組みを提供しています。サービス利用後には利用者がドライバーを評価する仕組みを設け、サービス品質向上を実現しています。
一般貨物を対象とした「ハコベルコネクト」は荷主と全国の運送会社を繋ぎ、WEBアプリケーション上で自社の車両、協力会社の車両を管理し、配車、請求管理を行う機能と、ハコベル配車センターへの配車依頼を行う機能を備えています。物流コストを削減させ、DXを推進する企業の支援に取り組んでいます。
・サービスサイト:https://www.hacobell.com/solution
・利用に関するお問い合わせ:https://form.run/@connect-en-contact
【ラクスルグループについて】
「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という企業ビジョンのもと、印刷や物流、広告といったデジタル化が進んでいない伝統的な産業にインターネットを持ち込み、産業構造を変えることで、より良い世界にすることを目指します。現在ではネット印刷・集客支援のプラットフォーム「ラクスル」、物流プラットフォーム「ハコベル」、広告のプラットフォーム「ノバセル」を提供するノバセル株式会社、コーポレートITの「ジョーシス」のサービスを提供するジョーシス株式会社を運営しております。(URL:https://corp.raksul.com/)
【ラクスルが取り組む"産業DX"】
私たちは、シェアリングプラットフォームによる取引の効率化、ソフトウェア(SaaS)による業務の効率化、それらに基づく付加価値サービスの3つを統合したプラットフォームの構築により、バーティカルに各産業の課題を解決し生産性・収益性の高い業界に変革していきます。ラクスル株式会社は産業変革者として、デジタル化が進んでいない伝統的な産業に対して、統合バーティカルプラットフォームを通じてDXを推進し、世界をより良いものにしていきます。
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