ビープラッツ、前期経常を赤字縮小に上方修正

　ビープラッツ <4381> [東証Ｇ] が4月24日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常損益を従来予想の1億2800万円の赤字→7800万円の赤字(前の期は1億7600万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1億5300万円の赤字→1億0300万円の赤字(前年同期は1億3200万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　＜連結業績予想修正の理由＞売上高は、2024年２月14日公表の通期業績予想から大きな乖離はありません。営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、売上原価について、前回予想時には期初計画を大幅に超過する見通し（期初計画比64.6％増）としておりましたが、その主因であった通信インフラコスト（主としてAzure）の増加について、重複環境等の削除、適切な環境サイジング、適正な環境条件設定など、コスト圧縮策の策定と改善に向けた活動により、第４四半期連結会計期間中より一定の抑制効果が見られ、売上原価が前回予想を下回る見通し（期初計画比58.3％増）となり、利益面で前回発表予想を上回る見込みとなりました。＜個別業績予想修正の理由＞営業利益、経常利益、当期純利益について、連結と同様の要因により、前回予想値を上回る見込みとなりました。