2,381円
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■フレクト <4414> 2,309円 (+400円、+21.0%) ストップ高
フレクト <4414> [東証G]がストップ高まで買われた。同社は12日取引終了後に、23年3月期通期の単独業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比50.8%増の3億8600万円としていることが好感されたようだ。売上高は同31.0%増の47億7200万円を見込む。クラウドインテグレーションサービスはデジタルトランスフォーメーション(DX)支援の旺盛な需要が追い風になるとみているほか、モビリティ業務最適化クラウド「Cariotサービス」では新規の契約数及びMRR(月次経常収益)の増加を目指すとしている。
■日揮HD <1963> 1,765円 (+300円、+20.5%) ストップ高
東証プライムの上昇率2位。日揮ホールディングス <1963> [東証P]がストップ高、年初来高値を更新した。同社は12日取引終了後に、23年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比25.7%増の260億円としたことや、年間配当計画を前期比9円増配の24円としていることが好感されたようだ。売上高は同40.1%増の6000億円を見込む。主力の総合エンジニアリング事業では、中・長期的なエネルギーの安定供給を見据えた顧客の設備投資が今後再開されるとみている。
■トプコン <7732> 1,922円 (+324円、+20.3%) 一時ストップ高
東証プライムの上昇率3位。トプコン <7732> [東証P]が急反騰、一時ストップ高。カイ気配スタートで一気に株価水準を切り上げた。株価は4月21日に1746円の年初来高値をつけた後、全体軟調相場に引きずられ調整をいれていたが、13日は気配値のまま新高値圏に浮上した。測量機やGPSなどITシステムで世界屈指、オプトエレクトロニクス分野でも高い実績を有している。足もとの業績は絶好調で、12日取引終了後に発表した22年3月期の決算は営業利益が前の期比2.4倍となる159億1400万円と急拡大した。更に23年3月期営業利益は前期比13%増の180億円予想と2ケタ増益を見込んでいる。年間配当は前期が前の期比26円増配となる36円、今期は更に4円増配の40円を計画している。好決算と高株主還元を評価する形で投資資金が集中した。
■リミックス <3825> 516円 (+80円、+18.4%) ストップ高
リミックスポイント <3825> [東証S]が寄り付き大量の買い注文を集めストップ高となった。12日の取引終了後、SBIホールディングス <8473> [東証P]との資本・業務提携を発表しており、これを好感した買いが膨らんだようだ。両社は、暗号資産やメタバースを含むWeb3.0分野のほか、再生可能エネルギー電源の共同開発といったエネルギー分野での連携を進めていく。この提携に伴い、SBIグループはリミックス株の5%を市場内で取得するとともに、リミックス傘下のビットポイントジャパンの株式51%を譲り受ける予定だ。
■WSCOPE <6619> 988円 (+150円、+17.9%) ストップ高
東証プライムの上昇率6位。ダブル・スコープ <6619> [東証P]がストップ高。人気集中、マドを開けて一気に水準を切り上げ、150円高はストップ高となる988円に買われた。同社はリチウムイオン電池のセパレーター専業メーカーで、韓国で集中生産を行っているのが特徴。世界的な電気自動車(EV)シフトの動きを背景に高水準の需要を獲得し、業績は前期から急回復局面に移行している。そうしたなか、12日取引終了後に発表した22年12月期第1四半期(22年1-3月)の決算は営業利益が4億3900万円の黒字(前年同期実績は1億6200万円)と大幅な伸びを示した。また、13日SBIホールディングス <8473> [東証P]の子会社のSBI証券がダブル・スコープの株式を、300万株を上限に取得することを発表(議決権ベースで最大5.5%、取得期間は31日まで)、これも株価を強く刺激する格好となった。
■東京きらぼし <7173> 1,930円 (+288円、+17.5%)
東証プライムの上昇率8位。東京きらぼしフィナンシャルグループ <7173> [東証P]が5日ぶりに急反騰。12日の取引終了後、22年3月期の連結経常利益は前の期比3.0倍の249億円に急拡大し、23年3月期も前期比11.5%増の278億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったと発表。3期連続増益になることに加え、前期の年間配当を70円→75円(前の期は60円)に増額し、今期も前期比30円増の105円に増配する方針としたことで好感されたようだ。
■フジクラ <5803> 696円 (+100円、+16.8%) ストップ高
東証プライムの上昇率10位。フジクラ <5803> [東証P]がストップ高となる696円をつける異彩人気となった。12日取引終了後に発表した22年3月期決算は営業利益が前の期比57%増の382億8800万円と高変化を示した。続く23年3月期は前期比10%増の420億円と更に成長を続け、06年3月期以来17期ぶりの過去最高利益更新が見込まれている。今期年間配当は前期実績比6円増配となる16円を実施する見通し。データセンター向けなど情報通信部門が好調で全体業績を押し上げている。PER8倍台と株価指標面からの割安感も買い人気を誘った。
■東映アニメ <4816> 10,470円 (+1,500円、+16.7%) ストップ高
東映アニメーション <4816> [東証S]がストップ高。12日の取引終了後、22年3月期の連結経常利益は前の期比17.3%増の188億円になり、23年3月期は前期比0.4%増の189億円とほぼ横ばいを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったと発表。同時に、前期の年間配当を47円→94円(前の期は70円)に増額し、今期も前期比5円増の99円に増配する方針としたことで好感されたようだ。
■HENNGE <4475> 1,052円 (+150円、+16.6%) ストップ高
HENNGE <4475> [東証G]がストップ高。12日の取引終了後、22年9月期第2四半期累計(21年10月-22年3月)の連結経常損益は3億3900万円の黒字(前年同期は2000万円の赤字)に浮上し、通期計画の4億3400万円に対する進捗率は78.1%となったと発表。直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結経常損益は1億5300万円の黒字(前年同期は2億2400万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率も前年同期の-19.2%→11.2%に急改善しており、好感されたようだ。
■GMO-GS <3788> 5,200円 (+700円、+15.6%) ストップ高
GMOグローバルサイン・ホールディングス <3788> [東証P]がストップ高の5200円に買われた。12日の取引終了後に発表した第1四半期(1-3月)連結決算が、売上高39億2900万円(前年同期比15.0%増)、営業利益5億1700万円(同68.2%増)、純利益4億300万円(同75.7%増)と大幅増益となったことが好感された。主力の電子認証・印鑑事業で「電子印鑑GMOサイン」が導入企業数及び契約送信数を順調に伸ばした。また、テレワーク需要の広がりなど拡大が続くクラウド市場で、マネージドクラウドサービスの販売も好調だった。なお、22年12月期通期業績予想は、売上高151億8700万円(前期比8.1%増)、営業利益15億2400万円(同30.1%増)、純利益9億円(同86.1%増)の従来見通しを据え置いている。
■シスメックス <6869> 8,560円 (+1,144円、+15.4%)
シスメックス <6869> [東証P]が急反騰。12日の取引終了後、22年3月期の連結最終利益は前の期比38.2%増の440億円に拡大し、23年3月期も前期比13.4%増の500億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったと発表。6期連続増収になると同時に、前期の年間配当を74円→76円(前の期は72円)に増額し、今期も前期比4円増の80円に増配する方針としたことで好感されたようだ。
■シチズン <7762> 565円 (+74円、+15.1%)
シチズン時計 <7762> [東証P]が急反騰、15%の上昇で565円まで買われ3月31日につけた年初来高値を更新した。時価は昨年9月と11月につけたダブルトップも上抜いており、20年1月以来約2年4ヵ月ぶりの高値圏に浮上した。同社が12日取引終了後に発表した22年3月期決算は営業利益が222億7300万円(前の期は95億5100万円の赤字)と急回復を果たした。主力の時計事業は新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けてはいるものの、個人消費の回復を背景に店舗販売が堅調なほか、eコマースの貢献もあって収益を伸ばしている。23年3月期の営業利益については前期比微増の225億円を見込んでいるが、事前のコンセンサスを上回っている。年間配当は30円と前期実績に対し12円増配を計画。配当利回りが5.3%台と非常に高い。また、今期想定為替レートを1ドル=120円に設定しており、ドル・円相場の実勢とのカイ離から為替メリットも考慮され、業績上振れの可能性も意識されたようだ。
■SANKYO <6417> 4,285円 (+555円、+14.9%)
SANKYO <6417> [東証P]が急反騰。12日の取引終了後、22年3月期の連結経常利益は前の期比3.0倍の222億円に伸び、23年3月期も前期比32.5%増の295億円に拡大する見通しとなったと発表、今期の年間配当は前期比20円増の120円に増配する方針とした。同時に、発行済み株式数の4.68%にあたる325万8400株の自社株を消却するとしており、好感されたようだ。消却予定日は5月31日。
■CCT <4371> 5,490円 (+700円、+14.6%) ストップ高
コアコンセプト・テクノロジー <4371> [東証G]がストップ高の5490円に買われた。12日の取引終了後に発表した第1四半期(1-3月)連結決算が、売上高27億5400万円、営業利益4億600万円、純利益3億1400万円となり、前年同期は四半期決算を開示していないため比較ないものの、会社側によると営業利益が2.7倍と大幅増益となったことが好感された。既存顧客との継続的な取引拡大により大口案件が増加傾向にあり、DX支援事業が好調だった。また、IT人材調達支援事業も営業人員を増員し体制強化を図ったことで受注が増加したほか、外注先パートナーの拡大による供給力の増加も奏功し大幅に伸長した。なお、22年12月期通期業績予想は、売上高104億円(前期比33.3%増)、営業利益8億5200万円(同56.1%増)、純利益6億200万円(同46.7%増)の従来見通しを据え置いている。
■芝浦 <6590> 7,940円 (+1,000円、+14.4%) ストップ高
芝浦メカトロニクス <6590> [東証P]がストップ高。同社が12日取引終了後に発表した22年3月期決算は半導体ウエハー洗浄装置などの好調を背景に営業利益が前の期比71%増の50億5000万円と急増、従来予想からも8億円上振れての着地となった。また、23年3月期は前期比33%増の67億円を見込んでおり、連続での大幅増益見通しを好感する買いを呼び込んだ。また、好業績を株主還元にも反映させ、前期配当は従来計画に30円上乗せした230円とし、更に今期はそこから120円増配となる350円を計画していることも物色人気を増幅させたようだ。
※13日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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