決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … 弁護士ＣＯＭ、ＦＤＫ、サイバトラス (7月27日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月26日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　弁護士ＣＯＭ <6027>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比36.7％減の1.3億円に落ち込んだ。

▲No.3　トリニ工 <6382>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は3900万円の赤字(前年同期は6億5200万円の黒字)に転落した。

▲No.4　ダイトーケミ <4366>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比59.9％減の3億円に大きく落ち込み、4-9月期(上期)計画の6.5億円に対する進捗率は47.4％にとどまり、5年平均の73.9％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6027> 弁護士ＣＯＭ 　東Ｇ 　 -12.89 　　7/27　　　1Q　　　-36.70
<4498> サイバトラス 　東Ｇ　　 -8.30 　　7/27　　　1Q　　　 58.56
<6382> トリニ工 　　　東Ｓ　　 -5.01 　　7/27　　　1Q　　　　赤転
<4366> ダイトーケミ 　東Ｓ　　 -4.86 　　7/27　　　1Q　　　-59.95
<1723> 日本電技 　　　東Ｓ　　 -2.08 　　7/27　　　1Q　　　-83.23

<7774> Ｊ・ＴＥＣ 　　東Ｇ　　 -2.07 　　7/27　　　1Q　　　　赤拡
<6858> 小野測器 　　　東Ｓ　　 -1.65 　　7/27　　上期　　　　赤縮
<5612> 鋳鉄管 　　　　東Ｓ　　 -1.49 　　7/27　　　1Q　　　　赤転
<6955> ＦＤＫ 　　　　東Ｓ　　 -0.67 　　7/27　　　1Q　　　-34.30
<9478> ＳＥＨＩ 　　　東Ｓ　　 -0.49 　　7/27　　　1Q　　　-24.05

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース