726円
山田債権回収管理総合事務所のニュース
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に~
8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に
■日本製鉄、24/3上方修正 純利益4700億円←4200億円
■前場の注目材料:富士フイルム、グループのBI、深セン工場に新棟、複合機など組み立て
■値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に
8日の日本株市場は、米ハイテクが買われた流れから、やや買い優勢の相場展開になりそうだ。7日の米国市場は、NYダウが156ドル高、ナスダックは147ポイント高だった。最近の強いデータを受け、堅調な経済を期待した買いや、企業決算を好感した買いに相場は終日堅調に推移した。商業用不動産懸念にジャンク級に格下げされた地銀のニューヨーク・コミュニティ・バンコープの回復に連れて、投資家心理も改善する格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の36280円、円相場は1ドル148円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。米国市場は前日に利食いに押されていたエヌビディアが再び最高値を更新しており、半導体株の一角が買い戻されていた。また、英半導体設計のアーム・ホールディングスは、10-12月期決算が予想を上回ったほか、通期業績見通しの上方修正を発表したことが好感され、時間外取引で30%近く上昇しており、この流れから東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が買われる可能性がある。
また、日経225先物はナイトセッションで下落して始まったが、その後は米国市場の流れを受けてリバウンド基調が強まり、一時36320円まで買われる場面が見られた。36000円処での底堅さが見られるなかでリバウンドを見せており、朝方はインデックスに絡んだ買いが入りやすいだろう。決算発表がピークを迎えるなかで積極的な上値追いの動きは限られるだろうが、押し目買い意欲の強さが意識されるなか、断続的なインデックス買いが指数を押し上げる展開が意識されよう。
そのため、日中は値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。短期的な売り仕掛けに対しては、その後のショートカバー狙いのスタンスに向かわせそうである。本日はソフトバンクG<9984>の決算を控えているが、アームの好業績を受けて、先回り的な動きをみせてくるようだと、相場全体のセンチメントを明るくさせそうだ。
なお、決算では7日の取引終了後に発表した洋缶HD<5901>、Gダイニング<7625>、スミダ<6817>、AndDo<3457>、山田債権<4351>、伊勢化<4107>、カーバイド<4064>、富士急<9010>、TDCソフト<4687>、アドソル<3837>、サンテック<1960>、ジャパンエン<6016>、FUJI<6134>、東武<9001>、アルー<7043>、三住建設<1821>、エバラ食品工業<2819>、PSOL<4450>、エムティーアイ<9438>、OKI<6703>、セレス<3696>、ソフトバンク<9434>、スカパーJ<9412>、SANKYO<6417>などが注目される。
■日本製鉄、24/3上方修正 純利益4700億円←4200億円
日本製鉄<5401>は2024年3月期業績予想の修正を発表。純利益を4200億円から4700億円に上方修正した。鋼材市況は低迷しているが、主力の製鉄事業は適正価格の追及で想定以上の利ザヤを確保した。米USスチールの買収に関し、米国での反発の動きは、想定内としている。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(38677.36、+156.00)
・ナスダック総合指数は上昇(15756.64、+147.65)
・1ドル=148.10-20円
・シカゴ日経先物は上昇(36280、大阪比+150)
・SOX指数は上昇(4408.73、+70.46)
・VIX指数は低下(12.83、-0.23)
・米原油先物は上昇(73.86、+0.55)
・米国のインフレ沈静化観測
・富士フイルム<4901>グループのBI、深セン工場に新棟、複合機など組み立て
・トヨタ自<7203>2%出資、TSMC、熊本に第2工場
・旭化成<3407>湿式セパレーター事業を子会社に移管
・トヨタ自<7203>ケンタッキー州工場に1900億円投資、北米初EV生産
・パナHD<6752>グループ会社のインダストリー、車関連の認証一時停止
・豊田通商<8015>ケニアと覚書、再生エネ・車産業発展
・トヨタ自<7203>ウーブン・キャピタル、ノルウェー社に出資、船舶向け電池・FC開発加速
・いすゞ自<7202>合成メタン、天然ガス燃料の代替に、日立造船と利用確認
・堀場製作所<6856>年内に水素関連評価装置を米で生産
・ダイキアクシス<4245>大亀裕貴氏、インド売上高20億円へ
・TOPPAN<7911>グループ会社のトッパンフォト、米IBMと2ナノEUVマスク開発で契約
・Ubicom<3937>オージス総研と資本提携、フィリピンで開発強化
・大日本印刷<7912>メタバース役所、電子申請など三重・桑名と協定
・IIJ<3774>村田製作所、インドネシアと提携、交通輸送にIoT
・サンケン電気<6707>電源製品から撤退
・東京電力HD<9501>東電EP、電力需給調整システムの導入支援、蓄熱設備・エアコン制御
・出光興産<5019>JNCエンジと協業、油化装置建設時の廃プラ再生
・レゾナック<4004>液状肥料を本格販売、植物ストレス緩和、成長促進
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 12月経常収支(予想:+1兆1387億円、11月:+1兆9256億円)
・10:30 内田日銀副総裁あいさつ(奈良市、午後会見予定)
<海外>
・10:30 中・1月消費者物価指数(前年比予想:-0.5%、12月:-0.3%)
・10:30 中・1月生産者物価指数(前年比予想:-2.6%、12月:-2.7%) <ST>
■値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に
■日本製鉄、24/3上方修正 純利益4700億円←4200億円
■前場の注目材料:富士フイルム、グループのBI、深セン工場に新棟、複合機など組み立て
■値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開に
8日の日本株市場は、米ハイテクが買われた流れから、やや買い優勢の相場展開になりそうだ。7日の米国市場は、NYダウが156ドル高、ナスダックは147ポイント高だった。最近の強いデータを受け、堅調な経済を期待した買いや、企業決算を好感した買いに相場は終日堅調に推移した。商業用不動産懸念にジャンク級に格下げされた地銀のニューヨーク・コミュニティ・バンコープの回復に連れて、投資家心理も改善する格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の36280円、円相場は1ドル148円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。米国市場は前日に利食いに押されていたエヌビディアが再び最高値を更新しており、半導体株の一角が買い戻されていた。また、英半導体設計のアーム・ホールディングスは、10-12月期決算が予想を上回ったほか、通期業績見通しの上方修正を発表したことが好感され、時間外取引で30%近く上昇しており、この流れから東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が買われる可能性がある。
また、日経225先物はナイトセッションで下落して始まったが、その後は米国市場の流れを受けてリバウンド基調が強まり、一時36320円まで買われる場面が見られた。36000円処での底堅さが見られるなかでリバウンドを見せており、朝方はインデックスに絡んだ買いが入りやすいだろう。決算発表がピークを迎えるなかで積極的な上値追いの動きは限られるだろうが、押し目買い意欲の強さが意識されるなか、断続的なインデックス買いが指数を押し上げる展開が意識されよう。
そのため、日中は値がさハイテク株の動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。短期的な売り仕掛けに対しては、その後のショートカバー狙いのスタンスに向かわせそうである。本日はソフトバンクG<9984>の決算を控えているが、アームの好業績を受けて、先回り的な動きをみせてくるようだと、相場全体のセンチメントを明るくさせそうだ。
なお、決算では7日の取引終了後に発表した洋缶HD<5901>、Gダイニング<7625>、スミダ<6817>、AndDo<3457>、山田債権<4351>、伊勢化<4107>、カーバイド<4064>、富士急<9010>、TDCソフト<4687>、アドソル<3837>、サンテック<1960>、ジャパンエン<6016>、FUJI<6134>、東武<9001>、アルー<7043>、三住建設<1821>、エバラ食品工業<2819>、PSOL<4450>、エムティーアイ<9438>、OKI<6703>、セレス<3696>、ソフトバンク<9434>、スカパーJ<9412>、SANKYO<6417>などが注目される。
■日本製鉄、24/3上方修正 純利益4700億円←4200億円
日本製鉄<5401>は2024年3月期業績予想の修正を発表。純利益を4200億円から4700億円に上方修正した。鋼材市況は低迷しているが、主力の製鉄事業は適正価格の追及で想定以上の利ザヤを確保した。米USスチールの買収に関し、米国での反発の動きは、想定内としている。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(38677.36、+156.00)
・ナスダック総合指数は上昇(15756.64、+147.65)
・1ドル=148.10-20円
・シカゴ日経先物は上昇(36280、大阪比+150)
・SOX指数は上昇(4408.73、+70.46)
・VIX指数は低下(12.83、-0.23)
・米原油先物は上昇(73.86、+0.55)
・米国のインフレ沈静化観測
・富士フイルム<4901>グループのBI、深セン工場に新棟、複合機など組み立て
・トヨタ自<7203>2%出資、TSMC、熊本に第2工場
・旭化成<3407>湿式セパレーター事業を子会社に移管
・トヨタ自<7203>ケンタッキー州工場に1900億円投資、北米初EV生産
・パナHD<6752>グループ会社のインダストリー、車関連の認証一時停止
・豊田通商<8015>ケニアと覚書、再生エネ・車産業発展
・トヨタ自<7203>ウーブン・キャピタル、ノルウェー社に出資、船舶向け電池・FC開発加速
・いすゞ自<7202>合成メタン、天然ガス燃料の代替に、日立造船と利用確認
・堀場製作所<6856>年内に水素関連評価装置を米で生産
・ダイキアクシス<4245>大亀裕貴氏、インド売上高20億円へ
・TOPPAN<7911>グループ会社のトッパンフォト、米IBMと2ナノEUVマスク開発で契約
・Ubicom<3937>オージス総研と資本提携、フィリピンで開発強化
・大日本印刷<7912>メタバース役所、電子申請など三重・桑名と協定
・IIJ<3774>村田製作所、インドネシアと提携、交通輸送にIoT
・サンケン電気<6707>電源製品から撤退
・東京電力HD<9501>東電EP、電力需給調整システムの導入支援、蓄熱設備・エアコン制御
・出光興産<5019>JNCエンジと協業、油化装置建設時の廃プラ再生
・レゾナック<4004>液状肥料を本格販売、植物ストレス緩和、成長促進
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 12月経常収支(予想:+1兆1387億円、11月:+1兆9256億円)
・10:30 内田日銀副総裁あいさつ(奈良市、午後会見予定)
<海外>
・10:30 中・1月消費者物価指数(前年比予想:-0.5%、12月:-0.3%)
・10:30 中・1月生産者物価指数(前年比予想:-2.6%、12月:-2.7%) <ST>
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