電通グループ、1-9月期(3Q累計)最終が43％減益で着地・7-9月期も76％減益

　電通グループ <4324> [東証Ｐ] が11月14日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比42.6％減の584億円に落ち込み、通期計画の945億円に対する進捗率は61.8％にとどまり、5年平均の66.8％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比5.4倍の360億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比75.7％減の159億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の45.2％→8.0％に急低下した。

株探ニュース