日化薬、今期経常を6％上方修正、配当も7円増額

　日本化薬 <4272> が1月28日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比54.6％増の187億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の201億円→214億円(前期は165億円)に6.5％上方修正し、増益率が21.5％増→29.4％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の82.7億円→95.7億円(前年同期は91.9億円)に15.7％増額し、一転して4.1％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→37円(前期は30円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比44.7％増の69.5億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.7％→13.1％に上昇した。

株探ニュース