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■データHR <3628> 2,011円 (+321円、+19.0%) 一時ストップ高
データホライゾン <3628> [東証G]が続急騰、一時ストップ高まで買われた。ディー・エヌ・エー <2432> [東証P]が29日の取引終了後、データHRを連結子会社化すると発表しており、これを好感した買いが入ったようだ。ディーエヌエは子会社化に向けて、TOBの実施とデータHRによる第三者割当増資の引き受けを行う。TOB価格は1株2200円。買い付け予定数は314万8600株(下限・上限とも同じ)で、買い付け期間は30日から7月28日まで。増資は約34億円で引き受け、この資金はデータHRによってディーエヌエ子会社の買収に充てられる。両社は2020年に資本・業務提携を結ぶなど関係を深めてきた経緯があり、今回の子会社化によってこれまで以上に連携を強化していく狙いだ。
■東京通信 <7359> 1,395円 (+218円、+18.5%) 一時ストップ高
東京通信 <7359> [東証G]が続急騰、一時ストップ高となった。株価は今月7日につけた高値1380円を上抜き約3週間ぶりの年初来高値更新。スマートフォン向けゲームアプリ開発やネット広告代理ビジネスを展開するが、メタバース分野への展開に注力する方針を打ち出しており、28日には人工知能(AI)や3DCGを機能させたプラットフォーム関連事業を手掛ける合弁会社を設立することを発表している。 メタバース分野へは世界の大資本企業も本格的に参入する動きが相次いでおり、直近では独シーメンスが、米エヌビディア
■シダックス <4837> 688円 (+100円、+17.0%) ストップ高
シダックス <4837> [東証S]がストップ高。オイシックス・ラ・大地 <3182> [東証P]が29日の取引終了後、シダックスが発行した第1回B種優先株式、または普通株式を取得すると発表しており、これを材料視した買いが膨らんだようだ。取得株式数はB種優先株式4000株、または普通株式1476万2298株で、普通株に転換した場合の希釈化後保有持ち分は26.5%(29日時点)となる。8月下旬から9月上旬をメドに、ユニゾン・キャピタル4号投資事業有限責任組合とUnison Capital Partners IV(F)から取得する。今回の株式取得についてオイシックスでは、業務提携の検討を加速することが目的としている。
■サンリオ <8136> 3,085円 (+373円、+13.8%)
東証プライムの上昇率トップ。サンリオ <8136> [東証P]が急反騰。同社株は前日29日こそ上昇一服となったものの、6月下旬を境に上値追いを鮮明としている。「ハローキティ」をはじめとした人気キャラクター商品の販売やライセンスビジネスを展開するが、海外戦略にも余念がない。29日取引終了後、子会社サンリオ上海がアリババ集団
■サスメド <4263> 908円 (+108円、+13.5%) 一時ストップ高
サスメド <4263> [東証G]が続急騰、一時ストップ高となった。29日の取引終了後、アキュリスファーマ(東京都港区)と世界初のブロックチェーン技術を活用した治験の実施に関する契約を締結したと発表しており、これを好感する買いが入った。アキュリスファーマが予定しているヒスタミンH3受容体拮抗薬/逆作動薬pitolisantに関する国内第3相臨床試験の治験業務の一部を受託し、同社の臨床試験システムを導入するという。治験にはシミックホールディングス <2309> [東証P]傘下のシミックも参画し、新薬開発のために必要な治験の業務効率化による開発コスト低減と信頼性の向上を同時に実現することを目指す。
■三共興 <8018> 635円 (+70円、+12.4%)
三共生興 <8018> [東証S]が続急騰。29日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を300万株(発行済み株数の6.74%)、または18億5000万円としており、取得期間は7月1日から9月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするためという。
■サニーサイド <2180> 669円 (+61円、+10.0%) 一時ストップ高
東証プライムの上昇率3位。サニーサイドアップグループ <2180> [東証P]が6日続急騰。29日の取引終了後、22年6月期の連結経常利益を従来予想の12億円から12億5000万円(前期比87.7%増)へ上方修正すると発表。従来の3期ぶりの過去最高益予想を更に上乗せしており、これが好感された。同時に、米国子会社bills waikikの全出資持ち分を譲渡することを決定したと発表。これに係る費用を業績予想に織り込んでいたが、条件などの精査が進んだことや、直近の事業進捗などを踏まえて改めて見直したという。あわせて、発行済み株式数の0.99%にあたる15万株または1億円を上限に自社株買いを実施すると発表したことも好材料視された。
■エネチェンジ <4169> 1,537円 (+129円、+9.2%)
ENECHANGE <4169> [東証G]が続急伸、6月中旬を境に急勾配の上昇トレンドを形成中だ。電力・ガス切り替えプラットフォームを展開しており、法人向けクラウド型DX支援サービスも行う。また電気自動車(EV)充電サービスに積極的に経営資源を投下し、育成を図っている。そうしたなか、29日取引終了後に2027年までに新EV充電ブランド「ENECHANGE EV CHARGE」の3万台設置を目指し最大300億円を投資することを発表、足もとではこれを評価する形で買い人気が加速した。
■いつも <7694> 891円 (+63円、+7.6%)
いつも <7694> [東証G]が急反発。同社は29日取引終了後に、23年3月期を初年度とする5ヵ年の中期経営計画を策定したと発表。最終年度となる27年3月期の連結営業利益目標を44億円(22年3月期実績は6億400万円)としていることが好感されたようだ。27年3月期の連結売上高目標は510億円(同116億5200万円)。自社の強みである「ECで売る力」を活用し、加速度的な成長を実現するとしている。
■レオパレス <8848> 286円 (+16円、+5.9%)
東証プライムの上昇率6位。レオパレス21 <8848> [東証P]が5日続急伸。29日の取引終了後、22年3月期に債務超過を解消したことに伴い、東京証券取引所が上場廃止に係る猶予期間入り銘柄の指定を解除したと発表しており、これが好感されたようだ。同社は21年3月期に81億500万円の債務超過に陥ったが、事業の選択と集中や構造改革などを進めたことで、22年3月期末時点の純資産額は14億2500万円の資産超過となった。
※30日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
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