網屋、今期経常を19％上方修正・最高益予想を上乗せ

　網屋 <4258> [東証Ｇ] が10月26日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の3億6000万円→4億2700万円(前期は3億0100万円)に18.6％上方修正し、増益率が19.6％増→41.9％増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の9200万円→1億5900万円(前年同期は1億8400万円)に72.8％増額し、減益率が50.0％減→13.6％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は据え置きとしたものの、営業利益、経常利益および当期純利益については、営業案件の回復に加え、前期に実施した販売価格の値上げによる原価率の改善が想定を上回ったことなどにより、2023年５月15日に「業績予想の修正に関するお知らせ」（上方修正）を公表いたしました。その後、セキュリティ運用のアウトソーシングサービスの販売も好調に推移し、利益率も堅調に向上したため、2023年12月期通期業績を再度、上方修正するものです。