タイガポリ、今期経常を一転9％減益に下方修正

　タイガースポリマー <4231> が2月5日後場(14:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比10.2％減の21億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の29.5億円→25億円(前期は27.5億円)に15.3％下方修正し、一転して9.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.3億円→8.8億円(前年同期は12.2億円)に33.7％減額し、一転して27.8％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比39.7％減の4.9億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.7％→4.5％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、主として米国の自動車部品及び産業用ホースの販売好調により、前回発表した予想数値を上回る見込みです。利益につきましては、材料値上げの影響、米国の増産対応及び賃金上昇による労務費の増加、メキシコの主要得意先における長期間の操業停止の影響等により、前回予想を下回る見込みです。※当資料に記載の業績予想は、現在入手している情報による判断及び仮定に基づいた予想であり、リスクや不確実性を含んでいます。実際の業績は、今後様々な要因により、これら業績予想とは大きく異なる結果となる可能性があります。