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リケンテクノスのニュース
<注目銘柄>=リケンテクノ、中期計画の上方修正に期待
リケンテクノス<4220.T>は直近で買い疲れ感が出ているものの、押し目買いスタンスで対応したい。塩ビコンパウンド最大手の同社は1月31日に24年3月期の利益見通しを引き上げ、期末配当予想も増額した。これを受け2月に入り騰勢を強め、1000円の大台に乗せる場面があった。修正後の今期の最終利益予想は前期比40.4%増の64億円と、中期経営計画の最終年度である25年3月期の目標値(50億円)を上回っている。24年3月期は自動車や外食市場向けの回復や製造コストの削減効果、投資有価証券売却益の計上が利益の上振れ要因となる。
同社の事業領域のなかでも、自動車市場向けのコンパウンドの需要は今後も堅調に推移するとの見方は多く、中期計画の上方修正への期待が膨らんだ状況にあると言えるだろう。来期の最終利益の水準次第では、連続増配のシナリオも視野に入ってくる。同社は更に、来期にPBR(株価純資産倍率)1倍以上、ROE(自己資本利益率)8%の達成を目指している。企業価値の向上策に対しては投資家から一定の評価を集めているようだ。目先は過熱感を冷ます局面に入ることが見込まれるものの、PER(株価収益率)は8倍台と、バリュエーション面では割安な水準にとどまっている。フシ目の1000円を明確に上抜けた後は1996年の高値1160円が上値のメドとして意識されそうだ。(碧)
出所:MINKABU PRESS
同社の事業領域のなかでも、自動車市場向けのコンパウンドの需要は今後も堅調に推移するとの見方は多く、中期計画の上方修正への期待が膨らんだ状況にあると言えるだろう。来期の最終利益の水準次第では、連続増配のシナリオも視野に入ってくる。同社は更に、来期にPBR(株価純資産倍率)1倍以上、ROE(自己資本利益率)8%の達成を目指している。企業価値の向上策に対しては投資家から一定の評価を集めているようだ。目先は過熱感を冷ます局面に入ることが見込まれるものの、PER(株価収益率)は8倍台と、バリュエーション面では割安な水準にとどまっている。フシ目の1000円を明確に上抜けた後は1996年の高値1160円が上値のメドとして意識されそうだ。(碧)
出所:MINKABU PRESS
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