ニッチトップ企業の増勢続く、年初来高値を捉えつつなおも続伸に期待
業種:化学
時価総額:3342億円
PER:14.00倍
PBR: 1.16倍
合成ゴムの大手で自動車やエレクトロニクス産業向けに製品を供給、耐油性特殊ゴムでは世界トップクラスのシェアを誇る。高機能材も幅広く手がけており、半導体のドライエッチングガスや2次電池用途のバインダーなども同社のポリマー技術が活かされている。
業績面はエラストマー事業が自動車や他仕向け先への出荷減少や工場の定修から減収になったことや、価格転嫁のタイムラグが加わり大幅減益に。高機能材料事業ではケミカル品での定修による減収も光学系の高機能樹脂で補い増収・増益となった。
連結での中間期業績は前年比16.5%営業減益だったが、期初計画を達成して通期でも計画を上回る着地となりそう。光学フィルムやリチウム関連製品、自動車向けのZetpol等にも期待が持てる。
株価は直近の決算発表直後は不自然なほどに売られる場面があったが、すぐさま切り返してV字回復を見せた。さらにその後も年初来高値を更新するなど上値指向が強まっており、かえって良いアク抜けができたとみられる。年初来からの上昇トレンドを維持しつつ、今後は2018年1月以来の水準回復の動きが続くと思われる。
時価総額:3342億円
PER:14.00倍
PBR: 1.16倍
合成ゴムの大手で自動車やエレクトロニクス産業向けに製品を供給、耐油性特殊ゴムでは世界トップクラスのシェアを誇る。高機能材も幅広く手がけており、半導体のドライエッチングガスや2次電池用途のバインダーなども同社のポリマー技術が活かされている。
業績面はエラストマー事業が自動車や他仕向け先への出荷減少や工場の定修から減収になったことや、価格転嫁のタイムラグが加わり大幅減益に。高機能材料事業ではケミカル品での定修による減収も光学系の高機能樹脂で補い増収・増益となった。
連結での中間期業績は前年比16.5%営業減益だったが、期初計画を達成して通期でも計画を上回る着地となりそう。光学フィルムやリチウム関連製品、自動車向けのZetpol等にも期待が持てる。
株価は直近の決算発表直後は不自然なほどに売られる場面があったが、すぐさま切り返してV字回復を見せた。さらにその後も年初来高値を更新するなど上値指向が強まっており、かえって良いアク抜けができたとみられる。年初来からの上昇トレンドを維持しつつ、今後は2018年1月以来の水準回復の動きが続くと思われる。