1,551円
ダイセルのニュース
■JNS <3627> 399円 (+80円、+25.1%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。JNSホールディングス <3627> [東証P]がストップ高。22日、子会社ネオスが、米オープンAI社が展開する「ChatGPT」の活用により、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)やビジネスの場面で新たな価値創出を支援する「ChatGPT活用ソリューション」の提供を開始したと発表しており、好材料視された。同ソリューションは、これまでネオスが培ってきたノウハウや技術・開発力を駆使することで、顧客のニーズに応じてChatGPTをより効果的かつセキュアに活用するためのコンサルティングから開発・環境構築まで、幅広い要望への対応を図るというもの。また、ネオスが提供するAIチャットボットサービス「OfficeBot」においても、ChatGPTとの連携を行ったとしている。
■ラバブルMG <9254> 2,044円 (+400円、+24.3%) ストップ高
ラバブルマーケティンググループ <9254> [東証G]がストップ高。22日、SNSマーケティングなどを手掛けるタイ企業のDTK ADの株式の49%を取得し、子会社化することを決めたと発表。これが株高に弾みをつける材料となったようだ。子会社化を通じラバブルMGは、東南アジアをはじめとする海外におけるSNSマーケティング事業とともに、 インバウンド関連での企業のプロモーション活動などの支援に本格的に取り組む。DTK ADは、現地の芸能人やユーチューバーなど3000人以上のインフルエンサーとのネットワークを生かし、日本人経営陣のもとインバウンド向けプロモーションの実績を多数構築してきたという。
■GEI <9212> 888円 (+150円、+20.3%) ストップ高
Green Earth Institute <9212> [東証G]がストップ高。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が22日、グリーンイノベーション基金事業の一環として、「バイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進」に関するプロジェクトに着手すると発表。採択テーマの一つである「水素細菌によるCO2とH2を原料とする革新的なものづくり技術の開発」の実施予定先に、GEIが含まれており、これを材料視した買いが集まったようだ。実施予定先には同社のほか、双日 <2768> [東証P]やDIC <4631> [東証P]、ダイセル <4202> [東証P]、東レ <3402> [東証P]と電力中央研究所が含まれている。
■HOUSEI <5035> 747円 (+100円、+15.5%) ストップ高
HOUSEI <5035> [東証G]がストップ高。20日の取引終了後、機器の寿命予測に関する特許を取得したと発表しており、材料視されたようだ。機器や機器を構成する部品の劣化度あるいは新鮮度を、機械学習を利用して予測する技術に関する特許という。決まった時期に交換するのが従来の対応だったが、機器の寿命をAIで予測し、予定よりも早く壊れそうな機器などを交換する「パターン処理」の実現につながるとしている。
■インフォネ <4444> 1,905円 (+251円、+15.2%) 一時ストップ高
インフォネット <4444> [東証G]が4日続急騰、一時ストップ高まで買われる人気となりフシ目の2000円大台を回復した。同社株の2000円台乗せは2020年6月以来、2年9ヵ月ぶりとなる。Webサイトのデザインやコンテンツ管理・運営を主力展開する一方、子会社などと連携してチャットボットシステムなど人工知能(AI)分野に傾注しており、米国株市場を基点とするAI関連株人気に乗り、3月上旬を境に大相場に発展している。前週末17日付で増し担保規制がかかり上げ足が鈍る場面があったが、その後も波状的な投資資金の流入が続き上値指向が加速した。時価総額50億円未満の小型株で値動きの軽さに着目した個人投資家などの参戦が活発化したようだ。
■JTP <2488> 979円 (+128円、+15.0%) 一時ストップ高
JTP <2488> [東証S]が5日続急騰、一時ストップ高となった。海外IT企業の保守やIT研修事業を主要業務とし、AIチャットボットサービスなどにも積極展開を図っている。中小企業基盤整備機構(本部・東京都港区)のオンラインの経営相談チャットサービスではAIシステムを使った支援ビジネスを行っており、株式市場でテーマ買いの動きが強まっているAI関連の一角として頭角を現した。上値では目先筋の利益確定売りに押され、上ヒゲをつける傾向はあるものの、信用買い残は依然として低水準で需給面の軽さが強みとなっている。業績も好調、営業利益は22年3月期の24%増益に続き、23年3月期も前期比26%増の5億5000万円を見込むなど大幅増益路線を走る。
■岡本工 <6125> 5,380円 (+390円、+7.8%)
岡本工作機械製作所 <6125> [東証S]が急反発。20日の取引終了後、23年3月期の期末配当予想を80円から100円へ増額修正した。年間配当予想は180円となり、前期実績に対しては40円の増配になる予定だ。
■レントラクス <6045> 806円 (+47円、+6.2%)
レントラックス <6045> [東証G]が急反発。20日の取引終了後、23年3月期の期末一括配当予想に関して、これまでの普通配当11円の予想に記念配当10円を加え、21円(前期末比11円増配)に見直すと発表した。これを好感した買い注文が入ったようだ。今期は創業以来、最高額の取扱高を計上する見込みとなり、記念配当を実施する。同時に発表した2月の月次の取扱高は前年同月比67.2%増の23億7100万円、売上高は同15.5%増の2億8500万円だった。
■楽天グループ <4755> 654円 (+36円、+5.8%)
楽天グループ <4755> [東証P]が急反発。傘下の楽天銀行が4月中にも東京証券取引所に上場することが分かったと一部で報じられており、これを材料視した買いが入ったようだ。報道によると、22日にも東証が承認するという。楽天グループは携帯電話事業の低迷で財務が傷むなか、保有株の売り出しで資金を確保する方針。楽天グループによる売り出しに加え、楽天銀行は新株も発行。規模はあわせて1000億円程度としている。更に、関係者によると時価総額は3000億円程度を想定していると伝えている。
■パレモ・HD <2778> 222円 (+12円、+5.7%)
パレモ・ホールディングス <2778> [東証S]が急反発。22日午前9時ごろ、集計中の23年2月期連結業績について、売上高が174億円から175億1300万円(前の期比2.2%減)へ、営業利益が4億5000万円から5億2700万円(前の期7億900万円の赤字)へ、最終利益が4億9000万円から5億6200万円(同13億9300万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。行動規制がなく、通勤やイベント開催などの外出需要が回復したことに加えて、天候が順調に推移したことで既存店売上高が想定の前の期比3.0%増を上回り同4.1%増となったことが要因。また、経費削減を継続して実施したことも寄与した。
■トリプルアイ <5026> 815円 (+43円、+5.6%)
トリプルアイズ <5026> [東証G]が急反発。22日正午ごろ、顔認証AI「AIZE Biz(アイズビズ)」が、チームスピリット <4397> [東証G]が提供する働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」との連携を開始したと発表しており、好材料視された。「AIZE Biz」は、AIによる顔認証で出退勤の打刻を行えるアプリケーションサービス。今回の連携によって、「AIZE Biz」で顔認証を行った日時情報をリアルタイムで「TeamSpirit」の出退勤情報として自動登録することが可能になるとしている。
■メタリアル <6182> 1,488円 (+76円、+5.4%)
メタリアル <6182> [東証G]が3日続急伸した。20日の取引終了後、同社のグループ企業がメタバース空間共有プラットフォーム「どこでもドア」において、チャットGPTにより英会話の練習ができる「AI先生」のβ版を公開したと発表。これを手掛かり視した買いが集まったようだ。メタバース空間において、無料でいつでも好きなだけ英会話の練習ができるのが特徴。話すスピードや単語の難易度レベルを調整できるなど、初心者から上級者まで楽しめるという。
■GMOペパボ <3633> 1,875円 (+94円、+5.3%)
GMOペパボ <3633> [東証P]が急反発。22日午後2時ごろ、「ChatGPT」を活用したマーケティング支援機能をEC関連3サービスで提供を開始したと発表しており、好材料視された。サービスを開始するのは、「カラーミーショップ by GMOペパボ」「minne(ミンネ) by GMOペパボ」及び「SUZURI(スズリ) by GMOペパボ」の3サービス。第1弾の「カラーミーショップ」では、SNS投稿用の宣伝文章を生成する機能「カラーミーAIアシスタント(β)」(ベータ版)をユーザー向けにiOSアプリで無料提供を開始するとしており、ユーザーが登録した商品情報をもとにツイッターやインスタグラムなどのSNSに共通して投稿できる文章をAIが自動生成する。
■ヨロズ <7294> 801円 (+39円、+5.1%)
ヨロズ <7294> [東証P]が急反発した。22日、23年3月期の連結業績予想の修正を発表し、営業利益の見通しを18億円から25億円(前期比19.3%増)に引き上げた。減益の見通しから一転して増益を計画する。あわせて、完成車メーカーからの受注獲得についても発表しており、好感されたようだ。売上高の見通しは1660億円から1600億円(同25.7%増)に引き下げた。取引先の生産台数の減少の影響を受けた半面、生産終了となったプロジェクトの生産設備の補償などが寄与する。合理化活動の成果も想定以上となり、利益を押し上げる要因となった。更にヨロズはトヨタ自動車 <7203> [東証P]から「プリウスHEV」などで、リアサスペンション向けのリアロアアームを受注したと発表。自社の特許技術を採用した部品で、すでに生産・納入を始めているという。日産自動車 <7201> [東証P]からも「セレナ」のフロントサスペンション向けにフロントロアリンクを受注し、生産・納入を開始したとしている。
※22日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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