579円
WACULのニュース
■WACUL <4173> 679円 (+39円、+6.1%)
WACUL <4173> [東証G]が4日ぶりに急反発。19日午前中、「AIアナリスト」がGoogleアナリティクスの新しいバージョンであるGA4に対応した「サイトレポート」をリリースしたと発表しており、好材料視された。GA4はGoogleアナリティクスの新しいバージョンで、既存のユニバーサルアナリティクス(UA)からの移行が進められている。UAでの計測は23年7月1日に停止するとアナウンスされており、以降はGA4を用いてWebサイトのデータを計測していく必要があるが、これまでAIアナリストの「サイトレポート」では、UAでのデータ計測のみに対応していたことから、今回GA4での計測に対応した「GA4サイトレポート」を新機能としてリリースしたという。
■CSS <2304> 510円 (+19円、+3.9%)
CSSホールディングス <2304> [東証S]が大幅高で4日続伸、年初来高値を更新した。18日の取引終了後、子会社の音響特機が米LEA Professional(エルイーエープロフェッショナル)の日本国内における輸入代理店業務を開始したと発表した。製品群の拡充による業績押し上げ効果を期待した買いが入ったようだ。LEA Professionalは、米インディアナ州を拠点とするスタートアップ企業で、IoTを活用するプロフェッショナル・パワーアンプを手掛けている。遠隔コントロールが可能で、メンテナンスやトラブル対応のストレス軽減を実現するという。
■コーチエィ <9339> 1,818円 (+61円、+3.5%)
コーチ・エィ <9339> [東証S]が大幅高で4日続伸。18日の取引終了後、米ニューヨーク州にコーチング事業の子会社を設立すると発表したことが好感された。同社はエクゼクティブコーチングを起点とした組織開発ビジネスを展開し、米国でも日系企業を中心とした現地法人に対するサービスの提供を行っているが、米国におけるサービスの拡大を目的に、5月をメドに子会社を設立するという。なお、同件が23年12月期業績へ与える影響は軽微としている。
■ウイングアク <4432> 2,037円 (+50円、+2.5%)
ウイングアーク1st <4432> [東証P]が上伸。19日の午前中、BI(ビジネスインテリジェンス)ダッシュボードの最新版「MotionBoard Ver.6.4」を20日に提供開始すると発表しており、好材料視された。MotionBoard最新版では、業務を効率よく循環させるBIの業務アプリケーションとしての役割を担わせた、入力作業を効率化させる機能を大幅に強化したことが特徴。また、Excelや紙、カメラ連携による画像や動画の可視化を集約したグラフィカルな表現に加えて、業務で発生したデータのフォームによるスムーズな入力やノーコードでの設計・運用可能なボタンアクションの強化、更には視覚的な判読性を考慮したカラー設定でスタイリッシュ性も向上したという。
■サンウェルズ <9229> 3,495円 (+85円、+2.5%)
サンウェルズ <9229> [東証G]が3日続伸。19日の午前中、関西医科大学及び京都大学関連病院医師と連携して、同社が運営するパーキンソン病専門ホーム「PDハウス」での臨床研究を開始したと発表しており、好材料視された。臨床研究では、「関西医科大学神経難病医学講座」を設置。同講座教授の高橋牧郎医師が責任者となり、関西地区における「PDハウス」との診療、教育、研究における連携や、臨床研究より得られる知見の論文・学会発表を予定しており、医療、介護、看護の多職種介入による神経変性疾患の予後に与える影響を検討し施設援助を拡充するという。また、多職種介入による効果の評価やウェアラブルデバイスを用いた症状モニタリング、臨床試験の促進によって質の高いデータ解析性が可能になり、ここから得られた知見に基づいて、介護施設及び住居のハード・ソフト面でのイノベーションや、PDケアに特化した医療従事者の人材の育成も期待できるとしている。
■NXHD <9147> 7,830円 (+150円、+2.0%)
NIPPON EXPRESS ホールディングス <9147> [東証P]が反発した。同社がオーストリアの物流企業であるカーゴ・パートナーの買収に向けて交渉していると一部で伝わった。海外事業の拡大を期待した買いを集める要因となったようだ。報道によると、買収額は10億ドル超になり得るとの見方があり、早ければ数週間以内に合意に達する可能性があるという。
■テーオーシー <8841> 637円 (+11円、+1.8%)
テーオーシー <8841> [東証S]が続伸。18日の取引終了後、政策保有株式の縮減方針を発表し、材料視されたようだ。保有意義が乏しくなった政策保有株式に関し、26年3月末までに45億円縮減する目標を掲げた。23年3月期末の保有残高の30%に相当するという。資産効率の向上と将来的な財務体質の強化につなげる。
■DyDo <2590> 4,995円 (+65円、+1.3%)
ダイドーグループホールディングス <2590> [東証P]が続伸。18日の取引終了後、保有する投資有価証券の一部を売却するのに伴い、24年1月期第2四半期に投資有価証券売却益約18億~19億円を特別利益として計上すると発表したことが好材料視された。
■メック <4971> 2,512円 (+31円、+1.3%)
メック <4971> [東証P]が続伸。18日の取引終了後、福岡県北九州市と企業立地協定を締結したと発表した。総投資額は土地取得費を含め約40億円。国内拠点設置の検討について開示した2022年2月時点の予定額(約30億円)を上回る見込みとなったが、生産能力などの具体的な内容が公表されたこともあって、今後の事業拡大への期待が改めて膨らんだようだ。北九州市に建設する新工場は、25年1月の稼働開始を見込む。生産能力は年間で約3万トンの予定で、投資額については自己資金または負債調達により充当する計画。将来的な事業拡張を見越した敷地面積の確保や収益性向上のための投資を見込んだ結果、総投資額を変更することとなったという。
■ディスコ <6146> 14,550円 (+170円、+1.2%)
ディスコ <6146> [東証P]が反発。19日付の日本経済新聞朝刊で、23年3月期の連結営業利益について「営業利益は1100億円に迫る公算が大きい。従来の会社予想(1032億円)や市場予想の平均(QUICKコンセンサス、1066億円)の水準を上回る」と報じられたことが好感された。記事によると、電気自動車(EV)市場の拡大などを受けて、パワー半導体向けの製造装置の出荷が伸びたほか、為替相場で円安が進んだことも追い風となったという。なお、決算発表は4月20日の予定だ。
■JAL <9201> 2,581円 (+27円、+1.1%)
日本航空 <9201> [東証P]が3日続伸。そのほかANAホールディングス <9202> [東証P]の空運大手が揃って堅調な値動きを示した。脱コロナで訪日外国人が増勢基調をたどるなか、19日の引け後に3月の訪日外国人客数が日本政府観光局から発表される。中国からの入国者には依然として一部規制の枠がかかっているものの、欧州や韓国などの外国人観光客の訪日が加速している状況で、3月分の発表を前にインバウンド関連の一角が強い動きをみせている。空運は外国人観光客の急拡大で恩恵を受ける代表的な業種として物色の対象となった。
※19日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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