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「電気自動車充電器」が9位にランクイン、充電設備の拡充に政府本腰<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「電気自動車充電器」が9位にランクインしている。
世界的な脱炭素社会に向けた取り組みと相まって、自動車業界では世界的にガソリン車から電気自動車(EV)シフトの動きが加速している。国内でもEV普及の流れを国策的に後押しする動きが活発。自動車大手もトヨタ自動車<7203.T>が新体制のもとEV戦略に改めて傾注する構えをみせているほか、各社が同分野の展開に一段と力を入れている。
EVの普及に向け重要な要素を占めるのが充電インフラの拡充である。EV本体については、消費者のニーズを捉えた商品を民間の自動車メーカーが切磋琢磨して開発を進めていくことになるが、全国的なインフラを整備するにあたっては政府の役割が大きい。そうしたなか、経済産業省はEV普及に向けて2030年までの充電設備の設置目標を従来目標の2倍にあたる30万口に引き上げる構えで、28日にその指針を有識者会議に提示したことが報じられている。高速道路のサービスエリアや道の駅、商業施設などの公共スペースを対象としており、現在の設置数は約3万基であるため、単純計算で向こう7年以内に10倍に増やす計画となる。
株式市場でも国策の追い風を背に、EVの充電インフラの一翼を担う企業群に物色の矛先が向きやすい状況となっている。関連銘柄としては東光高岳<6617.T>、ENECHANGE<4169.T>、シンフォニア テクノロジー<6507.T>、ダイヘン<6622.T>、ニチコン<6996.T>、モリテック スチール<5986.T>などが挙げられる。
出所:MINKABU PRESS
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