伊勢化は大幅続落、１８年１２月期最終利益予想を下方修正

　伊勢化学工業<4107.T>は大幅反落している。２４日の取引終了後、１８年１２月期の連結業績予想について、最終利益を５億円から４億円（前期比３．７倍）へ下方修正したことが嫌気されている。

　第３四半期に投資損失引当金繰入額５億３７００万円を特別損失として計上したことが要因という。なお、ヨウ素製品の販売数量が増加したことに加えて、金属化合物事業における国際市況の上昇を受けて、売上高は１４８億円から１５４億円（前期比７．３％増）へ、営業利益は１０億円から１３億円（同３．２倍）へ上方修正している。

　同時に発表した第３四半期累計（１～９月）決算は、売上高１０９億９００万円（前年同期比５．２％増）、営業利益９億８７００万円（同７．２倍）、最終利益２億２８００万円（前年同期６４００万円の赤字）だった。

出所：minkabuPRESS