決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … イビデン、東京きらぼし、太陽ＨＤ (5月1日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の4月30日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　イビデン <4062>
　24年3月期の連結経常利益は前の期比32.9％減の511億円に落ち込み、25年3月期も前期比17.9％減の420億円に減る見通しとなった。

▲No.3　東京きらぼし <7173>
　24年3月期の連結経常利益は前の期比7.1％増の329億円に伸びたが、25年3月期は前期比2.6％減の321億円に減る見通しとなった。

▲No.4　イチネンＨＤ <9619>
　24年3月期の連結経常利益は前の期比3.9％増の94.6億円に伸びたが、25年3月期は前期比4.9％減の90億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4062> イビデン 　　　東Ｐ 　 -11.52 　　5/ 1　本決算　　　-17.87
<4626> 太陽ＨＤ 　　　東Ｐ　　 -8.70 　　5/ 1　本決算　　　　2.83
<7173> 東京きらぼし 　東Ｐ　　 -4.36 　　5/ 1　本決算　　　 -2.63
<9619> イチネンＨＤ 　東Ｐ　　 -0.92 　　5/ 1　本決算　　　 -4.86

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

株探ニュース