決算通過後は下期の業績回復に期待感、押し目買い候補銘柄
業種:化学
時価総額:551億円
PER:11.20倍
PBR: 1.11倍
酸化チタンと界面活性剤が主力で微粒子の酸化チタンや酸化亜鉛、表面処理製品等の機能性材料なども手掛ける。電子材料では導電性高分子薬剤といった高付加価値製品に強みを持つ。ニッチ分野に特化し、日焼け止め用微粒子酸化チタンは世界シェアの約6割、 微粒子酸化亜鉛は約3割のシェアを獲得している。
業績面においては11/6に中間決算を発表し、期初計画に対し売上高▲10.1%減、経常利益▲10.3%減と届かなかった。1Q比では主力の酸化チタン事業が微増収となったが、その他事業の回復が遅れており、新興国における停滞の影響が大きく作用したものとみられる。米中貿易摩擦の影響等を鑑みれば国内の酸化チタン事業が踏ん張ったとみられ、また、中間期の実績をうけて通期予想を下方修正するに至ったものの期末配当を4円増額で上乗せとしていることから下期以降の業績回復に期待がかかる。
株価は8月に底抜けして2200円を割り込んでの推移を続けてきたが、足元でようやく前回の決算発表前の水準を回復、200日移動平均線に接近してきた。今回の決算発表直後は通期下方修正の発表もあって売られたが、決算後のアク抜け期待で押し目買いも入ってくるとみる。
時価総額:551億円
PER:11.20倍
PBR: 1.11倍
酸化チタンと界面活性剤が主力で微粒子の酸化チタンや酸化亜鉛、表面処理製品等の機能性材料なども手掛ける。電子材料では導電性高分子薬剤といった高付加価値製品に強みを持つ。ニッチ分野に特化し、日焼け止め用微粒子酸化チタンは世界シェアの約6割、 微粒子酸化亜鉛は約3割のシェアを獲得している。
業績面においては11/6に中間決算を発表し、期初計画に対し売上高▲10.1%減、経常利益▲10.3%減と届かなかった。1Q比では主力の酸化チタン事業が微増収となったが、その他事業の回復が遅れており、新興国における停滞の影響が大きく作用したものとみられる。米中貿易摩擦の影響等を鑑みれば国内の酸化チタン事業が踏ん張ったとみられ、また、中間期の実績をうけて通期予想を下方修正するに至ったものの期末配当を4円増額で上乗せとしていることから下期以降の業績回復に期待がかかる。
株価は8月に底抜けして2200円を割り込んでの推移を続けてきたが、足元でようやく前回の決算発表前の水準を回復、200日移動平均線に接近してきた。今回の決算発表直後は通期下方修正の発表もあって売られたが、決算後のアク抜け期待で押し目買いも入ってくるとみる。